見出し画像

殴り合いの作法

殴り合い。
それは人狼のキモになったり空回りに終わったりする建設的なのか非生産的なのかよくわからない行為。
まぁ要するに自分の推理から人外に最も近しいと思われる人物を吊る為に周りを説得する行為です。たぶん

基本的には殴り合いはいろんな方向から情報を持ち出して周りを説得していく行為です。
戦いのリングはルール無用のバーリトゥード、時には正義超人とは異なる残虐ファイトに手を染める人も現れます。

そんな魑魅魍魎共の殴り合いのリングにも作法というものが存在します。
今回はそんな作法のお話です。
先に断っておくとこれは個人的には推奨出来ない行為というだけなので、絶対にダメとまでは思っていません。
作法もクソも無いわ!となる瞬間はありますので押し黙るよりはマシではあったりなかったり。

「俺を吊ってもいいけど明日アイツを吊ってくれ!!!」

はい。これはすごいダメです。
言いたくなる気持ちは分かりますがダメです。
自分の命を盾に要望を通そうとするのはテロリストの手口です。

そして村が理性的だとテロリストとは交渉しないので、「了解です。今日は貴方を吊ります。」と口約束して
翌日になったら「じゃあノイズも吊れたのでどこ吊りましょう?」としれっと約束を反故にされます。説得の放棄と見なされてしまうのです。

どうしてもこれしかねぇ!というときはもうパッションに全振りして叫びましょう。ワンチャンはあるかもしれません。無いと思いますが……
村に爆発物を持ち込んではいけません。

「あいつの誘導理由適当すぎるから不当だろ!」

不当、サーバーによっては見かける単語です。
意味はそのままで理由になっていないとか筋が通っていないと指摘する時に使います。
解説を省いた指摘になるので時間がない時に便利です。
ですがこの言葉は反論としては雑すぎるだろと思われがちです。

少し脱線しました。この手の発言の問題点は具体的な話と推理が一切無いことです。
誘導理由が適当だ。だから? 適当な事を言っているから人外だと思うんですか? それとも誘導理由が間違っているんですか? ならそこを具体的に指摘しないのは何故?
村人の推理には色々とありますが、感覚で人外だと思ってそこから後付けで理屈を付け足す事も良くあります。
極端な話、理屈を否定することは理屈を否定するだけです。
理屈を否定したその先が無いと意味が無いのです。
口先で勝った負けたは重要では無く、姿勢を見られているのです。
反撃したいときはガードだけとか手なりのパンチを返すとかではなくちゃんと腰を入れたパンチを繰り出しましょう。

メタから繰り出される推理

競技が違います。
そもそも前提であるメタがどこまで参考になるんだ? というのが議論できないのが難しい所。
とはいえ読みとメタは近しい物があるので全部が全部メタだからダメ!という訳ではありませんが。
2-2を見て真狼-真狂が濃いかなー程度の話に留めておきましょう。

メタをメインウェポンにすると議論できない奴と見做されて吊られます。
飛び道具ばっかだと退場を命じられるのです。
ダーティーな手は意表を突くように使いましょう。
メタ推理の本懐は狼のプランニングを崩す為の物です。

なんかもう一つ書きたいことがあったんですがド忘れしました。
思い出したら付け足します。とりあえず今回はここまで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?