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確率論とその落とし穴

「3-1で対抗に○を出している占いは偽目」
17人村をやっている人ならば聞いたことがあるフレーズなのでは無いでしょうか。
ロジックとしては真占いが狂人に○を出す確率は狼3狐1初日自分を除いた1/11
対して偽占いが対抗に○を出す確率は占い3COならば初日自分を除いた2/15=1/7.5
理論上は1.47倍偽の可能性が高いという理屈になります。
つまり占い3COのフラットな2/3=66%の確率で偽から、1-1/(3×1.47)=約77%の確率で偽ということになります。(大分自信が無いので間違ってたらコメントください)
体感的な問題ではなく11%も差が付くという結果なのでそこそこ重要視してもいい情報なんじゃないでしょうか。覚えておいて損はないと思います。対抗占いしている占いを揺さぶってみる価値はありますし、殴っておけば後々有利を取れる可能性もあります。初日から動いていきましょう!



はい。これだけ見て実行しようとした人。絶対にギャンブルをやってはいけません。特にスロットはダメです。
確率論は数字です。そして数字は絶対である。そう捉えるのは当たり前なんです。ですが上の情報には肝心なことが抜けています。
実践値はどうなんだよ?って話です。

確率が収束する回数、ちゃんと把握していますか?
確率分母の100倍の試行回数をこなせば、95%の確率で誤差±20%以内の確率になり、
確率分母の400倍の試行回数をこなせば、95%の確率で誤差±10%以内の確率になる。

そうです。つまり77/100と66/100の差11/100を誤差±20%収束させるのには1/9.09で909村、誤差±10%に収束させるのにはその4倍の3636村やる必要があります。初日の対抗に○を出している村だけを。
上記のように初日に対抗に○を打つ村になる確率が1/11+2/15+2/15=0.091+0.133+0.133=0.357 つまり35.7%
17人村の3-1を2546村やって誤差±20%、8.8/100~13.2/100に収束させられます。しかもここまでやって5%でハズレ値が出る可能性がある。

これがこの世の果て…人がどれだけ足掻こうと、結末は変わらない……








キュインキュインキュイン!!!

誤差±20%の精度は欲張りすぎなのではないか?95%の精度も欲張りすぎじゃないか?もっと荒くてもいいから必要回数を下げれば使える確率論になるんじゃないか?
正直実践値としてはアテにならないよねで終わらせる予定でしたがここまで書いて考えが変わってきました。信用度が知りたくなってきました。

面倒くさいので90%と95%の精度で信用出来るという公式が貼ってあるサイトを見つけて当てはめていきます。

95%の確率で信頼できる試行回数の計算式
試行回数n = 1.96^2 × ( 確率分母k – 1 ) ÷ 誤差r^2

90%の確率で信頼できる試行回数の計算式
試行回数n = 1.65^2 × ( 確率分母k – 1 ) ÷ 誤差r^2

90%の方を使います。誤差は……50%にしておきましょう。適切そうな奴を探していきます。

n=1.65^2×(9.09-1)÷0.5^2
n=88.1
うおおお!
これなら88.1/0.357で247村やれば5.5/100~16.5/100までは見れる!



あ、アテにならない……ならなくない……?
けどこれ以上誤差を縮めると今度は試行回数が跳ね上がっちゃうし……
これ俺の中の結論では「発言見たほうがマシでしょ!」になるんだけども……

というわけで確率論を使うのはいいですが確率論に振り回されないようにしましょうということでした。ホントか???
真面目に発言や理由や占い先を追っかけた方が勝てますって多分。
確率論上勝ってるって言ってる奴とパチンコやスロットは期待値積めば必ず勝てるって言ってる奴はだいたい一緒です。偏ったら破滅する所まで一緒です。
こんな確率論追っかけても運ゲーにしかなりませんって!!!
おれもよくわからない結論になったのでコメントでバッサリ切ってくれると助かります


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