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狼の負け筋、狼の士気

狼の負け筋というのは無数にあります。
初手に真占いに●出されてそのまま狩人が抜けずにズルズルと負ける。
呪殺を出されて対応出来ずに粉砕される。
時には噛みを間違えて自分から詰みに飛び込んでしまう。

このあたりの話はまぁ進行論や戦術論をきちんと書いている方に任せます。
それよりヤバい負け筋が狼には常にあります。心が折れた時です。

人狼というゲーム。いわゆる17人普通村は狼側にとって理不尽な事が多々起きます。
●→●→呪殺という絶望一直線の占い先をダッシュする真占い、どうやっても吊れないくらい白い村人、人外しか指定しない共有、狼の噛みを読み切って安易な霊噛み共有噛みすら許さない狩人。打開出来るわけねぇだろ!と叫びたくなる展開は山ほどあります。

ここで心が折れると狼は本当に何も出来なくなります。
噛み先を考えるのに精一杯になり昼の発言はおざなりに。
もしくはその逆で取り繕うだけの発言を作るのに精一杯で噛みがヤケになったりします。
生きているのに精一杯のプレイヤーと推理をブン回しているプレイヤーとが戦うとだいたいは後者が勝ちます。

理想を言うのであれば絶対に心が折れない様に心がけるのが良いですが、真剣にやっていればいるほど心は理不尽な展開によってボキッと折れてしまうものです。
あるいは狼を引いた時点で戦意喪失している時など。

そこからの巻き返し方について軽く書きましょう。
士気を高めることです。
精神論かよ!
と思うでしょうが、これは意外と大事です。

初日夜に狼かよーと嘆くのはままある話です。そこで全員お通夜ムードだと苦しいです。
全員が全員静かに闘志を高めることが出来るなら言う事はありませんが、開始時点で不利を背負って行くのは損なので「グレランで死なないようにだけは頑張ります!」とかでもいいです。
冗談を飛ばしてリラックスしていくのも良いです。

ピンチの時こそふてぶてしく笑う事は重要です。暗くても明るくてもいいので笑いましょう。

あとは思ったことをそのままぶちまける事もアリです。
ひどい展開になった時は感情的に「勝てるかボケー!!!」「いや~~~~~厳しいわ~~~~」など思いの丈をぶちまけてスッキリさせて行きましょう。
案外そんなこと言ってると頭が冷えてネガティブながらも「……細い勝ち筋だけどこれを通すしか無いかなぁ……」なんて勝てるルートがうっすらと見えてきます。
場を凍らせるような発言の仕方はダメです。仲間の狼の心が折れちゃうかもしれないので。

狼には二人の仲間が居るということを覚えておきましょう。
単純に戦術上で占い騙りの為の役割だとか、ライン繋いだり切ったりする為の駒だけではなく、作戦を相談出来るような味方でもあり、感情を共に出来る友人でもあります。仲良くしていきましょう。


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