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1週間取り組んでITパスポートに合格しました

ITパスポートはIPAが主催する、基礎的なIT知識を証明できる国家資格です。活用事例のページを見ていると、色々な大手企業などが採用していることが分かります。

現代、企業で働くとなると、ITの知識は必須です。私はプログラミングのお仕事をしているので(+プログラミングの本とかも書いているので)、その辺りの知識はあると自分では思っていますが、一方でほかの方からはどう映るか分かりません。あと、コンサル的な仕事もしているので、この資格に関する勉強をすることで、どんな知識を得られるのかということにも興味を持ちました。

そこで、実際に勉強してみて受験してみたというのが今回の記事の内容です。

参考書購入

テストでどのような知識が問われるのか?ということすらわかっていませんでした。ということで、ひと先ず良さげな参考書を購入しました。今回お世話になったのは、「【令和6年度】いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書」です。これは本屋さんに行って、沢山ある中から自分が一番効率的に学べそうなものを、1時間くらいかけて選びました。

ポイントとしては、各項目がわかりやすくまとまっており、文字と図での解説のバランスがよさそうなところです。私は文字で情報を得るのが好きなのですが、複雑なものは図も欲しいタイプなので、これにしました。

購入時に内容を見ていると、ITパスポートで問われるのはITの知識のみならず、経営・プロジェクトマネジメントなど広範囲です。これは世で言われるほど簡単ではないなーと感じました。


参考書を読む

というわけで、ひとまず1通り参考書に目を通します。最初の1通りは3日くらいかかりました(1日3時間くらい読んだような)。

そこで概要を知り、問題も解いていきます。問題を解きながら理解度を測り、自分の苦手分野にはポストイットを張り付けておきます。

二回目はポストイットのところを重点的に読み、3回目も軽く流し読みしました。そのたびにテストはこなすのですが、まぁまぁできるようになりました。

ということで、次に過去問に臨みます。


過去問を解く

IPAは親切に、実際のテストをこなす用の疑似体験ソフトウェアで過去問を解けるようにしてくれています。サイトは次のページにあります。

https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/guidance/trial_examapp.html

参考書を2回読み終わったあとから、これで大体5回分くらいの過去問をやってみました。大体7割後半から8割後半の点数となりました。

確か合格が6割以上なので、良い感じです。

当日テスト

当日のテストは、開催場所に行ってテストを受けます。テストの受験料は7500円です。

テスト自体は通年で開催されており、受験申込ページから申し込めます。私は京都で受けたのですが、近い日時は空きがなかった印象です。私は勉強を始めて1週間ほどでテストを受け合格できたのですが、まずはこのテスト会場の空きを見て、勉強のプランニングをするのがおすすめだと思います。

私の予約時は1週間後か1カ月後か的な空き方でした。私の場合もともと経済学部だったので経営の内容はわかっていた、プロジェクト系は実際働いたり本を読んだりしていたので知識はあった、IT部分もまぁ同様的な感じで、ほぼ持っている知識だけであとは確認的な感じだったのと、参考書の内容を実際に見ていけると踏んで、1週間で受けました。

一方で、その周辺知識がない方はしっかりと知識を獲得する勉強した方が良いので、1-2カ月勉強期間をもってテストに臨まれた方が良いと思います。

テスト会場は、今はそういうのの専門企業みたいなのがあるのですね。そのオフィスに行って受験しました。会場に行ってからも勉強しようと思っていたのですが、会場に着くと最初に荷物をロッカーに入れられるので、勉強はできませんでした。

テスト時間は2時間と長いのですが、早くできた人は帰れます。私は、昔はこういうのが早かったんですが、最近こういうことをやってない+年老いたせいか、結構最後の方までやっていました。

まとめ

というわけで、ITパスポートに無事合格できました。

私の場合、既存の知識ということでそれに新たな知識を追加したり、合格ラインを越えれるかという確認のみだったので1週間という短期間で合格できました。まぁ今回のは事実なのですが、それまでの積み重ねがあったということで、釣りタイトルみたいなもんです。

知識をお持ちでない方は知識を自分の定着させるなら1-2カ月は勉強した方が良いのではないかなと思いました。逆にそれ以上は長すぎる感があります。範囲は広いですが、重要な点に絞ってまずは知識を獲得し、次の基礎とか応用に進むのが良いかなと思います。

参考書にも書かれていましたが、まずはいつテストを受けるか決めて申し込み、勉強に取り組むのが良いでしょう。

勉強方法は参考書+IPAの疑似ソフトウェアを使った過去問という感じで十分に思いました。テストでは見たことない問題の方が多いですが、基礎的な問題は落とさなければ合格ラインには到達できるかと。

逆に9割とかとるのは、範囲が広すぎて難しく感じました。Twitterとか見ていると本番9割超えている人と書いてすごいなーと思いました。

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