はじめまして、こんにちは。Hanna.といいます。ピアノや声を使ってよく音楽を作っています。この度1月1日に起こった能登半島地震から、なにかできることはないかという思いがずっと頭の中にありました。災害支援を行なっている知り合いから話を伺っている中で、災害支援というのは発生直後に一度に注目が集まるけれど、本当は長く続けられることがとても大切だということを聞きました。そこでマカペラ・プロジェクト（Makka-Pella project）という名前で支援プロジェクトを始めることにしました。声だけで作る音楽なのでアカペラ…でも多重録音だから完全なアカペラとはいえないから…まあ大体、アカペラ。それからマカは真っ赤という言葉の意味も持たせています。危機を知らせる本能的な色。それからわたしは踊るとすぐに顔が真っ赤になるから。毎月1曲ずつマカペラ・プロジェクトとしてシングルを制作し、オンラインで販売します（*ストリーミングサイトでの配信はしていません）。毎月末日に売上の60％（1曲あたり150円）を能登半島地震への緊急支援を行なっている「災害NGO結」に寄付させていただきます。「災害NGO結」公式HPhttp://ngoyui.com/「…助成金なども活用して活動を始めましたが、肝心の人には使えないことも多いのが現状です。現地の状況に対応し活動を進めるには、人にも物にも使える寄付金が必要です。…」（災害NGO結、支援サイトより抜粋）すべての問題にこういうプロジェクトで応えるようことはできないかもしれないけれど、どんな変化も、本当に小さいことの積み重ねでできていると信じて、何か前を向けるような音を届けられるように、まずは一年間走ってみます。どうぞみなさま、よろしくお願いいたします。このたびの能登半島地震で被災した皆様へまずはこの震災で犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げるとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申しあげます。本当はもっと、しゃんとした言葉をお届けしたいのですが、こうして音楽を作ることくらいしか、あまりできることがないのです。ほんの少しばかりでも、このプロジェクトの音や、集まった支援金を、みなさまが前に進んでいくことに役立ててもらえればと思っております。一日も早く、穏やかな日常をみなさまが取り戻していけますように。Hanna.