見出し画像

学歴よりも大切なこと。

こんにちは、はんなです。
今回は、前回の自己紹介の中で、
補足したいところを中心に話していこうと思います。


今回は、「学歴」について。

私は北陸の田舎育ち、
自営業を営む父と専業主婦の母、妹弟の5人家族。

2001年に都内私立大学の経済学部へ進学するわけですが、
勉強は好きではなく、
かといって勉強以外の何かに熱中するわけでもなく、
高校卒業まで親元でのんびりと過ごしていました。


大学を選ぶ際も、田舎独特(?)の考え方で、
有名大学を目指せ!のような雰囲気があり、
周りの期待に応えるような形で
当時は受験勉強を頑張ってもいました。


勉強を頑張って、
良い大学に入って、
ちゃんと就職をして社会貢献する。


これが一般常識なのだと思っていましたし、
両親の私への希望でもありました。


私の育った場所は小さな漁師町で、
地元の学校を卒業すると実家を手伝ったり、
役場に就職したり、
あとは地元から出て行ってよそで就職したり・・・


日本の田舎はどこも同じなのかもしれませんが、
地元にとどまるよりは
都会へ出ていく方が希望が持てる、
そんな雰囲気があります。


例えば、「私は大人になったら絶対〇〇になる!」と
大きな夢を持っているのであれば、
その目標に向かって一心不乱に
頑張っていけるのかもしれません。

でも、大半の若者が
将来にどうしたいかをある時急に求められるようになります。

私なんかが本当に良い例で、
ゴールが「進学・就職」に設定されている。

大学へ進学すれば、良い企業に就職できる。
良い企業に就職すれば、将来安泰である。
大人の言うことを聞いていれば間違いない。


それでちゃんと機能していた時代ももちろんあったと思います。
そして、みちしるべを示してくれた両親にも感謝しています。


その先も幸せになっていけるのだろうか?


結果として私は就職しましたが、
結婚出産を経て退職し、現在は主婦です。

経済学部を卒業してますが、学問自体が主婦業に活かされているかどうか・・・
もっと活かされるべき職業は他にたくさんあるはず。

親になった今思うことは、
私の両親がしてくれたように、
これからの子ども達に
同じように示していくべきなのだろうかということ。


大学やその後の働き方の選び方。
大きくなってからの進路ですね。

日本はまだまだ学歴社会とは言われますが、
良い大学を出たから、良い会社に就職できたから、
幸せになれるかどうかなんて、どう判断できるのか?

経験を積めたという意味では
いろいろ頑張った甲斐はあったのかなぁと思います。


ただ、少なくとも私が
これまで過ごしてきたことを振り返って思うことは、
なるべく早めに生き方を定めること。
「こう生きる」と決めること。

そのためには、受験のための勉強ではなく、
まず学びたいものがあるのかどうか。
あるとしたら何を学びたいのか?を明確にする。


「こういうふうに生きていきたいな」
と決めることができたなら、
進学や就職は
その手段のひとつでしかないということです。


だからもし、進学しても
「思っていたのと違った」となれば、
軌道修正しても良いだろうし、
就職してみて「やっぱり変えてみよう」
と行動するのは、とても健全であると思います。


自分の夢や目標に向かってちゃんと行動できる。
これが生きていく中で本当に大切なことなのだと思います。


今小学校2年生の息子は
将来なりたいものがどんどん変わります。
「どうしてそう思うの?」と話を聞くと、
彼なりの発想が本当に興味深い。


学歴にありきではなく、
彼が熱中してやっていきたいことを
そばで応援してあげられる、
そんな存在になりたいと思うのです。

何かに興味を持った時、一緒になって面白がって学べる、そんな親でありたい。


「とことん専門的なことを勉強したい!」となれば
金銭面での支援も惜しまない親でありたい
と思っています。


生きていく上で必要な知識・教養は
しっかり身につけてもらうことはもちろん、
挑戦したいことにとことん
向き合ってあげたいと思っています。


そして私自身も学びの姿勢は持ち続けたい。

若い時にできなかった学びを今、
時間を大切に、自分に投資していきたいと
思っています。








よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとして活動費に使わせていただきます!