「削れ鉛筆、舞えよポリ酸」2021/10/21

・このニュース面白い。

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群馬県太田市。市の職員は、投票所で使う鉛筆を1本、1本、削っています。今回の衆院選では、感染防止対策として、投票に使った後の鉛筆を持ち帰ってもらうことにし、10万3000本を特注しました。しかし、投票日が予想よりも早まったため、20日からの期日前投票に間に合わなくなり、急きょ、抗ウイルス機能があるという鉛筆を1万本購入。それを、職員が仕事の合間に、1本ずつ削っているのです。

・抗ウイルス機能が付いている鉛筆、凄いな。この鉛筆を使えばありとあらゆるウイルスに起因する災禍・疫病を免れるということだろうか。素晴らしすぎる。

・調べてみるか。


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・ほっほう。三菱鉛筆から発売されているのか。

・VBの効果によってウイルスが減少されるのか。勉強不足で「VB」が何か存じ上げない私は興味が湧いた。

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・この「ウイルス残存量」のグラフ面白いな。可視化された「1%」と「0.1%」が100%と並んでいる。


・「VB」について調べてみるか。


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・もともとはおしぼりを供給する会社であるFSX株式会社が作ったものらしい。上に貼ったのはVBを紹介するFSXの紹介ページ。

・VBとは何なのか全然教えてくれないじゃん。効用は分かった、効用は。ブロックとコーティングによって99.99%の抑制効果があるのね。凄いじゃん。ただVBとは何か全然わからない。VBの構成要素と定義を教えてよう。


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・別ページに「医療従事者向け」としてVBの情報を掲載してくれていた。

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VBの主成分は、ポリ酸という化合物です。

・なるほど。「ポリ酸」ってなんだ?知識のない愚かな私は「クラスター構造」がどのように作用して、「抗ウイルス効果」「抗菌効果」に結び付くのかさっぱり分からない。


ポリ酸(ポリさん、ポリオキソメタレート、polyoxometalate)はオキソ酸が縮合してできた陰イオン種であり、3族以外の前期遷移金属元素(4族–7族)に多く知られている。

・ポリ酸のwikiによると上記がポリ酸らしい。文系の私には意味分からな過ぎて面白い。


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・ポリ酸のwikiによると癌、HIV、アルツハイマーの治療にポリ酸が使われているという情報がある。

・「ウイルスの侵入を防ぐ」という記述があったのでそのソースを調べてみたところ……


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・アメリカの学術学会である「ACS(American Chemical Society=アメリカ化学会)」のページにログインしないと論文が読めないことが分かった。

・これはさすがに私もリサーチを諦めてしまった。悔しい。


・10万本も鉛筆を発注するくらいだから、太田市の行政は「VB」も「ポリ酸」も、その根拠となる「ACS」でのみ閲覧可能な論文についても把握・習熟されているだろうが、無給でnoteを書いている私はそこまでの学習を諦めてしまった。ぼくは勉強ができない。

・改めてこのnoteを読み返してみると「テキストの画像」「引用文」「地の文」が入り乱れていて、とても読みにくいな。反省だ。


【今日得た知識】
・太田市の市章にはひらがなの「おおた」があしらわれており、”脈々と受け継がれる伝統と革新の精神”が表現されている。

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