【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する実践問題集（性消編）#1～#10
過去問等を参考に危険物取扱者試験の本試験を意識して作成した実践的模擬問題と解答・解説を提供しています（解答・解説は有料エリアにあります）。試験対策として、知識の確認や引っ掛けパターンの把握などにご活用ください。なお、内容は正確を期していますが、気付いていないミスが存在する可能性はゼロではありません。ご了承ください。
以下もご参考に
甲種危険物取扱者試験ひそかに合格しました
【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する語呂合わせ
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問題1～10
問題１（各類の性質）
危険物の類ごとの性質について、次のA～Eの記述のうち、正しいものはいくつあるか。
Ａ 第１類の危険物は、他の物質を酸化する酸素を分子構造中に含有する液体であり、加熱、衝撃等により分解して酸素を放出するため、周囲の可燃物の燃焼を著しく促す
Ｂ 第２類の危険物は、比較的低温で着火しやすい可燃性物質で、燃焼が速く、有毒のものもある
Ｃ 第３類の危険物は、自然発火性があり、すべて空気又は水と接触することにより発火する固体である
Ｄ 第４類の危険物はすべて液体であり、その蒸気は、空気とある一定の範囲に混合されると爆発性の混合気体を生じる
Ｅ 第５類の危険物は、すべて可燃物と酸素供給源とが共存している固体で、自己燃焼性があり、加熱、衝撃、摩擦等で発火し、爆発するものが多い
問題２（第３類危険物の性状）
第３類危険物の性状として、次のうち正しいものを１つ選べ
いずれも比重が１より小さい
いずれも自然発火性又は禁水性の性状を有する
いずれも水溶液は酸性を示す
いずれも水に触れると過酸化物を生成し、発火のおそれがある
いずれも無色の固体又は液体である
問題3（第６類危険物の性状）
第6類の危険物の共通する性状として、次のうち正しいものはいくつあるか
いずれも容器に貯蔵する際は、通気孔を設ける
いずれも大量にこぼれた場合は、水酸化ナトリウムの濃厚な水溶液で中和する
いずれも無機化合物である
いずれも酸化性の固体である
いずれも不燃性である
問題4（第２類危険物の取扱）
第２類の危険物を貯蔵し、又は取り扱う場合に考慮しなくてもよいものを１つ選べ
一般に、防湿に注意し、容器は密封すること
鉄粉、金属粉及びマグネシウムは、水又は酸との接触を避けること
赤りんと硫黄は、空気に触れないようにすること
引火性固体は、みだりに蒸気を発生させないこと
酸化剤との接触又は混合を避けること
問題5（過酢酸の貯蔵・取り扱い）
過酢酸の貯蔵・取扱いについて、次のうち誤っているものはどれか
皮膚、粘膜に激しい刺激作用があるので、取扱いは注意する
換気のよい冷暗所で、容器に通気孔を設けて貯蔵する
火気又は加熱を避け、可燃物と隔離して貯蔵する
火災の際、消火剤として水を使用できる
空のタンクは水洗いする
問題6（過酸化ナトリウムの消火）
過酸化ナトリウムの初期消火の方法として、最も適切なものを選べ
注水
強化液消火剤
たん白泡消火剤
耐アルコール泡消火剤
乾燥砂
問題7（水溶性液体用泡消火剤）
水溶性液体用の特別な泡消火剤を使用しなければならない危険物の組合せを１つ選べ
ベンゼン、アセトアルデヒド
軽油、ジエチルエーテル
トルエン、エタノール
アセトン、メタノール
ガソリン、酢酸エチル
問題8（無機過酸化物の性状）
無機過酸化物の性状として、以下のうち誤っているものはいくつあるか
無機化合物のうち、O22-を有する酸化物の総称である
加熱すると分解して、酸素を発生する
アルカリ金属の無機過酸化物は、水と激しく発熱反応して分解し、多量の水素を発生する
アルカリ土類金属の無機過酸化物は、アルカリ金属の無機過酸化物に比べ、水との反応による危険性が髙い
酸に溶けて過酸化水素を生ずるものがある
問題9（ヨウ素酸カリウムの性状）
ヨウ素酸カリウムの性状として、以下のうち誤っているものはいくつあるか
比重は１より小さい
黄褐色の結晶である
水に溶けるが、エタノールには溶けない
可燃物を混合して加熱すると、爆発の危険性がある
加熱により分解してヨウ素を発生する
問題10（ジエチル亜鉛の性状）
ジエチル亜鉛の性状として、正しいものを１つ選べ
比重は１より小さい
無色の固体である
ジエチルエーテル、ベンゼンに溶ける
アルカリと激しく反応する
空気中で自然発火するため、水中で保存する
↓ 解答・解説は以下に ↓
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