【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する実践問題集(物化編)#11~#20
過去問等を参考に危険物取扱者試験の本試験を意識して作成した実践的模擬問題と解答・解説を提供しています(解答・解説は有料エリアにあります)。試験対策として、知識の確認や引っ掛けパターンの把握などにご活用ください。なお、内容は正確を期していますが、気付いていないミスが存在する可能性はゼロではありません。ご了承ください。
以下もご参考に
甲種危険物取扱者試験ひそかに合格しました
【甲種危険物取扱者試験】独学1ヶ月で合格する語呂合わせ
危険物取扱者試験実践問題集マガジン
問題11~20
問題11(可燃性液体の物性値)
次の性状を有する可燃性液体についての説明で、正しいものはどれか。
液体の比重 ……………… 0.87
引火点 …………………… -18℃
沸点 ……………………… 56.5℃
蒸気比重(空気=1)…… 2.0
発火点 …………………… 537℃
この液体2kgの容量は1.74Lである
空気中で引火するのに十分な濃度の蒸気を、液面上に発生する最低の液温は-18℃である
56.5℃になるまでは、飽和蒸気圧とならない
発生する蒸気の重さは、水蒸気の重さの約2倍である
炎を近づけても、537℃になるまでは燃焼しない
問題12(完全燃焼に必要な酸素量の計算)
以下の各物質1molが完全燃焼する場合、酸素量が最も多く必要な物質はどれか
C₃H₇OH
CH₃COCH₃
C₂H₅OC₂H₅
CH₃COC₂H₅
CH₃COOC₂H₅
問題13(泡消火剤)
泡消火剤の一般的な説明について、次のうち正しいものを1つ選べ
たん白泡消火剤の泡は界面活性剤の泡よりも熱に強いが、風による消泡や飛散が多い。
界面活性剤の泡消火剤は、油が染み込んだ繊維類の内部にも浸透しやすい。
界面活性剤の泡は、たん白泡消火剤の泡に比較して、液面上での広がり速度は小さいが、風の影響を受けにくい
化学泡消火器から生成する泡の気体は窒素である
たん白泡消火剤の起泡性は、界面活性剤よりも優れる
問題14(静電気)
静電気に関する説明について、次のA~Eのうち正しいものはいくつあるか
A 静電気は、固体だけでなく液体にも発生する。
B 静電気は、湿度の低いときに蓄積しやすい。
C 静電気は、人体にも帯電する。
D 静電気の蓄積を防止する方法の1つに接地がある。
E 静電気による火災には、注水消火は絶対禁物で、電気火災に準じた消火方法がよい
問題15(中和滴定)
中和滴定において、濃度0.1mol/Lの水溶液の酸、塩基、その際に用いられる指示薬の組合せで、次のうち誤っているものを1つ選べ。ただし、指示薬の変色域は、メチルオレンジがpH3.1~4.4、フェノールフタレインがpH8~10とする
酸:塩酸 塩基:炭酸ナトリウム 指示薬:メチルオレンジ
酸:硫酸、塩基:アンモニア水、指示薬:フェノールフタレイン
酸:酢酸、塩基:水酸化ナトリウム、指示薬:フェノールフタレイン
酸:シュウ酸、塩基:水酸化カリウム、指示薬:フェノールフタレイン
酸:硝酸、塩基:アンモニア水、指示薬:メチルオレンジ
問題16(電気防食)
地中に埋設された危険物配管を電気化学的な腐食から守るために、異種金属と接続する方法がある。配管が鉄製の場合、接続する金属として適切なものをすべて選べ
亜鉛
マグネシウム
ニッケル
銅
鉛
問題17(燃焼の種類)
可燃物と燃焼の形態の組合せとして、次のうち誤っているものはどれか
木材 ………………………… 分解燃焼
木炭 ………………………… 表面燃焼
硫黄 ………………………… 分解燃焼
ニトロセルロース …… 内部(自己)燃焼
軽油 ………………………… 蒸発燃焼
問題18(燃焼範囲と引火点)
燃焼範囲と引火点の説明として、次のうち誤っているものはどれか
可燃性ガスと空気の混合気体において、燃焼が可能となる可燃性ガスの濃度の範囲を燃焼範囲という。
引火点は可燃性ガスの種類によって異なる。
同一の可燃性ガスでも、温度が高いと燃焼範囲の上限界が大きくなる。
燃焼範囲の下限値が高く上限値が低いものは、危険性が大きい。
同一の可燃性ガスでも、圧力によって引火点は異なる。
問題19(化学電池の起電力)
次のA~Dの電池を起電力が大きい順番に並べたものとして、正しいものはどれか。
A マンガン乾電池
B 鉛蓄電池
C ニッケル水素蓄電池
D リチウムイオン二次電池
A>B>C>D
B>C>D>A
C>B>D>A
D>B>A>C
A>D>B>C
問題20(ヨウ素価)
次の物質のうち、ヨウ素価が一番大きいものはどれか
ツバキ油
ゴマ油
アマニ油
ナタネ油
ヒマシ油
↓ 解答・解説は以下に ↓
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