ChatGPT活用:自分の中の暗黙の前提を揺さぶる

オススメ度 ★★★☆☆

目的

答えが一つしかないと思っている質問の別解をchatGPTに聞いて、自分が暗黙のうちに定義していた前提を揺さぶってみてください。多くの人が行き着く競争の激しいアイデアから一歩外れたマーケットを見つけられるかもしれません。

プロンプト


〇〇について、一般的ではない解釈を教えてください。

実践例


chatGPTへの入力

アイスクリームがよく売れる日の一般的ではない解釈を教えてください

chatGPTの出力

一般的ではない解釈として、アイスクリームがよく売れる日は、実は人々がストレスを感じている日であると言えます。
暑い日や晴れた日にアイスクリームがよく売れるのは、皆が涼を求めるからだと一般的には考えられますが、ストレスが高まると、甘いものを求める傾向があるため、アイスクリームがよく売れる日は、実際には人々のストレスが高い日であることがあるかもしれません。
この珍しい見方は、アイスクリームの消費がストレス発散や気晴らしの役割を果たしていることを示唆しています。
chat GPT

お菓子の機能として、ストレス解消の面を押し出したGABAチョコレート結構すきでした。ストレスの溜まりやすい季節(新学期、引越しの季節、受験シーズン)にターゲットを絞ったマーケティング戦略は他にも過去にあっただろうか?

chatGPTへの入力

世界一高い山について、一般的ではない解釈を教えてください。

chatGPTの出力

一般的には、世界一高い山としてエベレスト(またはチョモランマ、サガルマータ)が知られています。しかし、一般的ではない解釈を求められているので、次のような視点から見た「高い山」を提案します。
1. 海底からの高さ: ハワイ諸島のマウナ・ケア山は、海底からの高さが約10,200メートルとなり、エベレストの8,848メートルを上回ります。ただし、海抜高さは4,207メートルなので、一般的にはエベレストよりも低いとされています。
2. 地球の中心からの距離: 地球は完全な球体ではなく、赤道部分が膨らんでいるため、エクアドル近くにあるチンボラソ山(海抜6,263メートル)は、地球の中心からの距離がエベレストよりも長いとされています。つまり、チンボラソ山は「地球の中心から最も高い山」と言えるでしょう。
3. 登頂困難度: 世界最高峰のエベレストは、登頂が困難であることで有名ですが、実際にはK2(8,611メートル)、アンナプルナ1(8,091メートル)やナンガ・パルバット(8,126メートル)など、登頂困難度がさらに高い山がいくつか存在します。これらの山は、「最も高い山」という意味で「困難さ」の観点から見ると、エベレストよりも高いと言えるでしょう。

これらの解釈により、一般的なエベレストを中心とした世界最高峰の概念から離れ、さまざまな観点から「高い山」を考えることができます。

上記の解釈は検索によっても出てきますが、自分の中で暗黙のうちに高さの定義を一つに決めてしまっていたことに気がつきます。何かを比較する時の基準の面を変えてみると、気づくことがあるかも。

解説

chat GPTを活用して前提を揺さぶるアイデアを探ることで、新しい視点や異なる角度から問題にアプローチできます。一般的な解答だけでは見えてこなかった消費者のニーズや嗜好を発見することができ、それをマーケティング戦略に取り入れることで、競争力のある独自の戦略を発想することができるかもしれません。
単純に、当たり前と思っていた事柄の別の切り口を教えてもらうのはなかなか楽しいです。

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