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1962.11.15 年中行事シリーズ 第三集 七五三切手

先週から気温が一段と下がり、外出する時は長袖の上着を羽織らないと日陰では特に寒さを感じるようになりました。お隣の植込みも植木屋さんが剪定していたり、公園でも業者の方が高い木の枝葉を切り落としていたりと、冬への準備があちこちで見られます。また、家々の蜜柑や枇杷等の果実も色づき、まさに秋真っ只中です。

感染者数もだいぶ落ち着き、また今日はよく晴れて昼間は風も少なかったせいか、先週末よりも外出する人が多いようです。昨年は見られなかったハロウィンの仮装をした子供達も見かけました。本番は来週10月31日ですから予行演習でしょうか。

日本の行事では11月15日の七五三が近づいています。太宰府天満宮等では、分散での参拝を呼び掛けており、例年より長い七五三参りの期間を設け、それに合わせて千歳飴やお守りを詰めたお祝い袋を準備しているそうです。

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七五三切手は年中行事シリーズの第三集として、昭和37年11月15日に発行されました。神社の森を背景に三歳と七歳の女の子は着物、五歳の男の子は背広を着て、それぞれ筥迫や千歳飴を手にした姿で描かれています。この子、蝶ネクタイを締めて胸ポケットに白いチーフを挿すというかなり本格的な誂えになっていますが、下は子供らしく半ズボンです。

初日カバーの印は2014年1月22日まで使用されていた渋谷郵便局の風景印で、忠犬ハチ公の像と神宮橋に金王八幡の枝垂桜が描かれています。



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