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子どもの『時間のマネジメント』

小学校の始業式まであと3日。ようやく長女と次女が宿題を焦ってやっています。夏休みにサボりにサボったつけが彼女たちに襲いかかる。

助け舟を出すのが遅すぎた。コロナになっていてダウンしてそれどころではなかったけど。そもそも、夏休みが始まる前に時間のマネジメントをしっかりしておけばよかった。
でも今からでも遅くない。冬休み、春休み、来年の夏休みに向けてやっていこう。

『時間のマネジメント』という本を参考に、時間の感覚を身につけさせて、自分自身で自発的にやらなければならないこと。そしてやりたい事をやっていけるようにやっていこうと1日をつかって子どもと一緒にタイムスケジュールを作りました。


用意するもの

A4 サイズの紙 2枚
3種類のカラー付箋
クリアファイル

時間のマネジメントに挑戦

1、時間の予想

まず子どもたちが時間の感覚をつかむためにどのくらいの時間かかっているのかを予想する。
家から学校までは何分かかる?
お風呂に入っている時間は?
ご飯を食べる時間は?
ベットメイキングをする時間は?
歯磨きの時間は?

上記のような普段やっている事を何分かかっているのか予想させる。
そして実際にかかった時間をその横に書く。

次女、タイムマネジメント

このワークをしている時は子どもたちはワクワクして、楽しそう。

2、やらないといけない事を付箋に書く

❶やらないといけないこと
❷やりたいこと
❸ご飯やお風呂など
3種類の付箋にわけて書いていく。
宿題の中でも細かく。算数ドリル、国語ドリル、感想文、新聞作りなど。
読書、音楽を聞く、外遊びなど。

3、優先順位をつける

やらないといけない事とやりたい事の優先順位をつけさせる。
そして親が優先順位は正しくつけられているかをチェック。
「それ、順番違うやろ。」とツッコムのをグッとこらえて、

「それは本当に後でいいのかな?」
「期日はいつまでに仕上げないといけないかな?」
と疑問系で質問していく。

4、1日のスケージュールをたてる

朝起きてから夜寝るまでのスケジュールを付箋でつけていく。
我が家の場合は子供は6時ごろ起床の8時就寝なので、ゴールに向けてぺたぺたとはっていく。
この時に先ほど考えた、だいたい何分間で用意ができるか?が役に立ってくる。

そうやって1日の優先順位を丁寧に考えていく。

長女、タイムマネジメント

もちろん、やりたい事リストもしっかりと入れるようにする。

それができたら、ひたすらスケジュール通りに進めていく。

とてもシンプル。やっていくと子どもたちは楽しいので「次はこの時間!」と自分たちで予定を見ながら行動していく。
寝る時間のゴールは8時なのでそれに向けて逆算して付箋を貼っていく。

感想

朝から1日かけて行った時間のマネジメントは、結果うまく行った。
いつもなら「何時やと思ってるん!」「早く片付けして〜」とわたしが言うまで動かなかった子たちが、自分で時間を見ながら行動していく。

でも次の日は様子が違った。1日目は目新しいことにチャレンジしている感覚で行っていたが、次の日にはすでに飽きてしまっていた。子供や親が習慣になるまで一緒にスケジュールを見直したり、優しい声かけは大切だと思った。

長女の場合は
今はこの課題に集中すればいいんだと目で見て確認できることに安心したよう。いつも不安に襲われながら宿題をやっていたが、時間のマネジメントをしてスケジュールをこなしていく姿は生き生きしていた。
「人生が変わった日だ!」と大喜び。
1日で成功するはずがないと思ったが、少しずつ時間のマネジメント能力を養っていこう。

次女の場合は
何を言っても全然動かないマイペースな次女には
スケジュールを立てて行動する。時間の配分を考えることはあっているようで。片付けも宿題も自らさっさとやれた。
このおかげで夏休みの宿題を終わらすことができた。
うっかり時間が過ぎているときは「今は何の時間?」と声をかけると自ら行動するようになった。

子どもによって、すぐにできる子とできない子がいる。

三女は、、、1日で付箋をきっちり貼ることを覚えた。

『時間のマネジメント』は焦らず、根気よくやっていこうと思った。

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