マガジンのカバー画像

もとジャズ研おじさんのつぶやき

55
譜面とかが出てこない記事だけ抜粋しています。 「セッションの歩き方」「アドリブのいろんな考え方やコツ」「練習法」「アマチュアジャズマンとしていろいろ考えたこと」などをつぶやいてい… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

USJ復活の立役者 森岡毅氏の本からジャズ界隈の性格類型を考察する(1)

苦しかったときの話をしようか この前USJ立て直しの森岡毅氏の本を読んだ。 社会人になる娘さんにあてて、親からのアドバイス、という体裁の本。 就職する娘に対し、先生が教えてくれない世の中の仕組みとか、自分の強みを見つける方法、戦略の立て方、それだけではなくて自分の経験や回顧録、ほろ苦い失敗談なども含む、若者どころか全世代のオトナに役立つ本だった。おすすめしたい。 その中で、自分の特性を「動詞」で考えよというアドバイスがあった。 自分の強み(特徴)を大まかに三つのタイ

練習しすぎるバンドの弊害

そりゃあ、練習必要だろうよ!…とは思いますが、練習を何回も何回も繰り返すバンドには、問題が含まれていることもあります。 初学の段階での練習 初学の段階では、練習は大事。これはまあ、ほぼ断言できる。 特に、グルーブ・リズムをあわせる部分ことは独習独学では得られない。 「気を合わせる」ことリズムをあわせることは、一緒に音を合わせることが必要。 日本人にとっては、スウィング時代のスウィング感は独特です。 特に吹奏楽出身の人が吹奏楽時代に習う「スウィング」は全然ニュアンスが違う