読書感想記録 #002 「子どもの学力は読解力で決まる!」

ここ数ヶ月、理由があって中学生の勉強を指導・見守ることとなった。知人より、家庭教師を頼まれたのである。一応、国立大学は卒業しているし、学部は教育学部だったし(しかし、教員免許の取得はしていない)、教育の分野自体には興味があったということもあり、圧倒的に暇なのに・・・と思う心に断る理由が見つからず、引き受けることとした。

この出来事が、私の「教える」という行為について、とんでもなく考える日々の始まりであったのである。

その子は、「勉強ができない」という評価をいただいている(通信簿的な意味で)。5教科中、理科以外は苦手だという。好きだという理科でも、平均は下回っている。色々と分かりやすいように教えることを心がけてきたが、ついつい理想と現実のギャップに耐え切れずに、大きな声を出して威嚇してしまうこともあった。よくない(ほんとに、反省・・・)。知人の子だということもあり、強い指導の許可をいただいていたのもいけなかった。

「このままではいけない」

と、3度目に怒鳴ってしまった時に思った。

次の指導から、その子との対話を、以前よりも大切にすることにした。勉強をしたいのか・したくないのか?高校には行きたいのか、行きたくないのか?意思を確認しながら、進めることが必要と感じての行動であった。

しかし、2、3度目の指導のあたりで気付いていて、そのまま放置している事実があった。それでも、とりあえずは課題を終わらせることが先行と判断をし、目を瞑り続けていた。が、ここで挽回するのが得策と考え、偉大なる教育者たちの力を借りることになったのである。

2日(実質半日)で読み切りました。今日の本は、コチラです。



そう、読解力!

どっかいりょく、どっかいりょく・・・とブツブツ呟きながら、読解力を上げられそうな本を探しました。「小学生のうちに〜」という文言は一旦、気にしないことにして、こちらの本を読んでみることにしました。他にも色々手に入れたので、読破後、感想をあげたいと思います。

『読解力』は、やっぱり大切だなぁと感じた。読解力が全ての力に通じていると言っても過言ではない。そんなに万能な力、はてさてどう手に入れれば良いのか?そう、それは、活字の海に溺れることであった。溺れるほど、本を読めと、私は解釈をした。


自分を振り返ってみると、本ばかり読んでいた記憶がある。そのせいかは知らないが、読解力はあるような・・・気がする。

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