見出し画像

#中国語3行日記:最近気づいたこと


10年ぶりの中国語学習

急に時間が空いたこともあって、約10年ぶりに中国語学習を再開。そこでたまたま手に取った書籍が「Q&A Diary 中国語で3行日記」でした。
ここ10年ほど、中国語との接触頻度は中国ドラマをたまに見るぐらいだったため、お恥ずかしながら簡体字も忘れかけている有り様で・・・最初のお題「你吃煎蛋时会用什么调料」は実はメッチャ時間がかかりました(苦笑)

”背诵”したものは筋肉に

10年前の中国語学習は、中国語教室+Webの中国語会話(たまに)+中国人留学生との語学交換が中心。約2年の勉強期間で中検3級とHSK5級までは取りました。今回、中国語の勉強を再開してみて思ったことは、暗記してすらすら言えるようになっていたものは意外と早く思い出すことができると言うこと。李先生も"はじめに"の部分で「音読大事」とおっしゃっていますが、音読などを通じて体で覚え、筋肉となったものは、10年経っても回復が早いのだと言うことを身をもって実証してしまいました。一方で、資格取得のためにあれだけ頭で頑張って覚えた単語や成語は、老化も伴い、すでに忘却の彼方です。

ChatGPT先生の力

中国語は10年前の段階でも、音声教材もあったし、テキストも豊富だったことを考えると、外国語の学習環境としては恵まれている方だったかもしれません。ただ、今回、勉強を再開してみて、ChatGPTなどは学習方法を根本的に変えるツールだと実感しています。氷野先生のプロンプト(ChatGPT3.5です)を使っていますが、留学生(まだ日本語ちょっと怪しいぐらい)との語学交換よりかなり効率的に勉強を進めることができると思います。もちろん、語学交換は留学生と一緒にご飯食べに行ったりとか、別の楽しみはありますけれど。

(↓ちなみに、大学時代に第2外国語で中国語を選択したことはあるのですが、1年やっても全く身に付かず(汗) 当時は中国語の音源もなく、音声は先生の発音のみ、教材も教科書ぐらいしかなかったことを考えれば、今は本当に恵まれています・・・・)

正解は自分の体験・感情だ

今回の中国語3行日記を通じて一番感じていることは、言語は自分が言いたいことを伝えるツールなのだという至極当たり前のことです。というのも、今まで資格取得の勉強などの影響もあってか、正答に辿りづきづらい作文はあまり好きではなかったように思うのです。自分の体験や感情を正確に伝えるという一番大事なところを後回しにしてしまい、作文の面白さに気付けなかったのかもしれません。中国語3行日記ではいろいろな角度から、自分の好きや好き嫌い、体験などを振り返って、それを伝えるという、一番面白い部分を引き出してくれる方法なのだと思います。また、それをアシストしてくれるツールも登場し、とても時代に合った学習方法だと感じました。
ただ、今のところはChatGPTの模範的回答が、私の言いたいことを必ずしも正確に表しているとは感じておらず(私の力不足で意図が伝わってない+ChatGPT3.5なのもあるかも)、時々ChatGPTのアドバイスにも反抗しながら作文しています。これは中国語3行日記の正解は自分の体験・感情だと思うからです。いかにしてそこに近づけていくか、ChatGPT先生と試行錯誤をつづけています。

(↓「大声哇哇叫」の部分は、ChatGPTにいろいろ提案してもらったのですが、なんともしっくりせず、自分の意見を通しちゃいました。真似をしてはいけません汗)

凝り性なもので・・・楽しくてすっかりはまってしまい、思いつく限り書きまくり、#中国語3行日記のTLを荒らしているみたいになってるかもしれません(ごめんなさい!汗)。ただ、性格的に飽きちゃうのも早いので、気持ちが熱いうちに勢いで行けるところまで行きたいな~と思っています。

今後の課題

ここまでは少ない語彙を駆使して作文をしてきましたが、やはり、語彙不足は深刻。書いていて表現にマンネリを感じることもあり(安易に“所以”使いすぎ問題・・・)、インプットの勉強も少し再開しなくては・・・というところです。やはりもっと上手く接続詞など使いこなせるようになりたいし、いまだ正体をつかみ切れていない会,才,就,了なんかも、もう少し感覚として身につける必要があるなと思っています。

谢谢大家! 以后也请多多关照

また、自分で作文する楽しみももちろんですが、皆さんの日記もとっても興味深く拝見しています!!たくさん投稿があって、ほんと飽きないです。これからもSNS仲間として、どうぞよろしくお願いします。

最後になりましたが、こんなに楽しい勉強法を提案してくださった著者の先生方、アルクの編集部の皆さんに感謝しています。引き続き、日記を書くヒントなど共有いただけるとありがたいです。


励みになります!