GIVER と TAKER

与える人と享受する人。世の中には享受する人の方が多いのではないでしょうか。なぜなら、もらう側(お菓子でも、善意でも、お得な立場でも)の方が得だと感じるからです。

本当にそうなのでしょうか??

私の考えでは、TAKERは人生を長い目で見たときに損をすると思っています。その時その時は貰う側でお得でも、長い目で見るとGIVERに比べてだんだん損をしていく、そう思っています。

ちなみに経済学の一種であるゲーム理論ではGIVERの方がお得と言われています。

なぜ、与える側の方が好ましいかということについて私なりに書きたいと思います。

お土産さんと椅子さん、そしてその上司のプクリンさんがいたとします。お土産さんは旅行の帰りに上司のプクリンさんにお土産を渡します。つまりGIVERですね。椅子さんは旅行に行ってももったいないので、わざわざお土産は購入しません。(だって上司のプクリンさんから貰ったことがないから)

お土産さんは上司プクリンさんにお土産をわたしました。もらったプクリンさんはその後、旅行に行った際、この前のお返しとしてお土産をお土産さんに返しました。

ここで、お土産さんはお土産を自分で購入したので、その分損をしていましたが、その後お返しを貰ったのでプラマイゼロです。

椅子さんはお土産を渡していないし、貰っていないのでプラマイゼロです。

お土産さんと椅子さんは共にプラマイゼロですが、お土産さんとプクリンさんはお土産を交換し合った分だけ親交が深まりました。その分だけお土産さんは椅子さんに比べてお得になってます。

これを1年、10年、何十年と続けるうちにお土産さんと椅子さんの差はどんどん開いていきます。

これが、GIVERは得をし、TAKERは損をすると考える理由です。


私はこの考えに基づき、お土産やお祝い、何かのお礼は必ず渡すようにしています。私はGIVERであることを心掛けてなんとかこの行いをできていますが、世の中には自然にGIVERをしている人がいます。その人には敵いませんね。いままで2人見たことがあります。

自分以外に幸せを与えるGIVERでありたいものです。

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