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小さな会社の人材育成

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雇う側と雇われる側では、見え方が全く異なります。 経営者の些細な励ましが従業員には大きなプレッシャーと感じたり、「指示しないと行動が出来ない!」と、経営者は言うけれど、「指示がな…
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2021年1月の記事一覧

ペン舐め査定 社長、それは社長自身の甘えです!

こんにちは。ハニー社長ことIT顧問の埴岡です。 人事評価でペン舐め査定をされている社長さん、それは甘えです。 従業員に甘えていると大変な事になりますよ。 ペン舐め査定とは確固たる基準が無く、その時の気持ちで人事の査定をすることを言います。 たとえ評価基準を設けていたとしても、それを少し当てはめるだけで、ほとんど独断で決めていませんか?これもペン舐め査定です。 要するに、頑張っている姿が社長の目に留まった人、元気が良いと社長に思われている人、声が大きい人、などなどが高評価

人事評価は給与査定のためではない。自分の仕事を明確にする為のものだ!

あしたの給与コンサルタントの埴岡です。 私は断言します。 人事評価は給与査定のためではなく、自分の仕事を明確にする為のものだ! 評価と考課と査定の違い「評価」 さて評価とは何でしょう? 作品を評価する。 取組みを評価する。 結果を評価する。 よく考えてみると、価値を決める。値打ちを決める。 という意味のようです。 「考課」 では考課とは何でしょう? 公務員や大手企業、銀行などでよく使われますね。 業績考課や能力考課など。 どうやら成績や結果により優劣をつける事のよう

なぜ!出来る人材から辞めて行くのか?対処方法は?

答えは、ズバリ!会社に魅力が無いからです。 仕事に興味が無くなったのか?入社当時活き活きと働いてくれていた彼が・・・。 笑顔いっぱい接客してくれていた彼女が・・・。 ある日突然辞めて行く。 これって経営者としては凄く辛く悲しい出来事ですね。 私も何度も経験しました。 もうその時は 「うそっ!」 「止めて!」 「考え直して!」って感じですよね。 でも、もう遅いのです。 口に出した時には既に彼らの心は離れてしまっています。 理由を聞いても 「アパレル業界の仕事が好きだった

魅力を感じる会社とは?

答えは・・・、任せて適正な評価が出来る会社です。 任せられない経営者が多い言うのは簡単なのですが、 世の中の経営者、特に中小企業の経営者には、 仕事を任せられないと感じる人が多いでようですね。 そんなことを言っている私も振り返ってみるとそうでした。 信用していないわけではない従業員を信用していない訳では無いのです。 見ているポイントが違うのです。 視点が違うのです。 究極的な行動では「自分がやる方が早い」となり、 任せきる前に経営者自らが仕事をやってしまいます。 従業員

テレワーク ITツール以外に必要なものは?

答えは、就業規則の変更と人事評価の見直しです。 テレワークに必要なITツール当然、カメラ付きパソコンやスマホ、タブレット等は言うまでもありませんね。 他にはZoomなどが代表されるTV会議システムの運用、グリーンバックの布やカーテン、マイク付きイヤホンなど。 そうそう、以外に必要なものとして高感度マイクですね。 テレワーク中に相手の音声が聞こえづらいのは困りものですからね。 また情報共有のための社内チャットや、データー共有のためのクラウドファイルサーバーなど。会社として

人事評価制度を見直すと管理職が育つ

あしたの給与コンサルタントの埴岡です。 私はよく耳にします。 「いやぁ~、管理職が育たなくてねぇ。」と。 ではどのように管理職を育てているのでしょうか? 管理職成長のために何か取り組んでいるのでしょうか? 中小企業の場合、部長や課長のほとんどは仕事が出来る人です。 その仕事のスペシャリストのような人です。 仕事が良く出来る人を部門のトップにすれば経営者は安心ですね。 商品やサービスの事、お客様や取引先の事などなど。 知り尽くしているでしょうから。 と、言う事は・・・。