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小さな会社の人材育成

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雇う側と雇われる側では、見え方が全く異なります。 経営者の些細な励ましが従業員には大きなプレッシャーと感じたり、「指示しないと行動が出来ない!」と、経営者は言うけれど、「指示がな…
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2020年11月の記事一覧

雇わない経営

時代の先読み「雇わない経営」中小企業経営者の皆さん、従業員を雇ってますか? 何人雇ってますか? 5人ですか? 10人ですか? 30人? 50人? いやぁ~、人数が増えるほど大変だなぁと、心配になります。 経営者のリーダーシップのもと、少人数で従業員の気持ちが一つになり、 同じベクトルへ向かって進んでいる時は良いのです。 しかし従業員が増えて行くと次第にベクトルの幅が大きくなります。 向かっている方向もアバウトになって行きます。 次第に一丸となって進んで行くことがなくなっ

猫の手は借りるな!猫の手を借りると会社がダメになる。

求人採用、上手く行ってますか? 今、コロナ禍にあって有効求人倍率が下がり、企業にとっては売り手市場から買い手市場へと変化していると言われています。 しかしどうでしょう? 地方の中小企業にとっては、引き続き良い人材の応募がなく、採用に手を焼いているのではないでしょうか。 そんな時、たまに応募があっても無闇矢鱈に採用してはいけません。 「希望する仕事には難しそうだけど慣れてくれば…」を期待して採用すると大変なことになりますよ。 先ず私の経験から…、時間をかけて期待した人材へと成

雇わない経営 2:6:2の原理

突然ですが、企業に於ける2:6:2の原理はご存知でしょうか? 全社員の中で活躍するのは20% 普通(及第点)の社員は60% 活躍しない社員は20% の原理です。 社員数が増えるほどこの数字は現実に近くなります。 要するに20%の社員が、残りの80%の社員を養っているわけですね。 私もMAX30人くらい雇っていましたから、 もう、経費の無駄遣いが手に取るようにわかります。 上位20%の人たちは志もエンゲージメントも高く、ある意味放っておいても自ら行動を起こし会社の利益に

70.5%の社員が人事評価に不満を持つ理由とは?

こんにちは。 あしたの給与コンサルタントの埴岡です。 企業の評価制度に不満を持っている従業員は約7割とのことです。 その中で評価制度への不満が転職の要因となった従業員は8割を超えるとも言われています。 なぜ、このようなことになってしまっているのでしょうか? 年功序列の給与体系、いわゆる年功給が崩壊し、成果主義が広まっていますが、頑張っている(成果を上げている)自分をもっと正しく評価して欲しいという従業員の思いが強くなっているようです。 では、なぜ正しく評価出来ないのでし