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すべては人間の意識が作っている①

いつもそばに置いている本がある。
江本勝著の「水は答えを知っている」という20年程前に有名になったほんだ。水を入れたものを二つ用意しそれぞれに「ありがとう」と「ばかやろう」という言葉を見せる。その水を凍らせ顕微鏡でのぞく。前者の方は雪のようなきれいな六角形の結晶が出来、後者の方はバラバラに崩れた結晶が出来た。
あちらこちらから水を汲み、さらに、日本語英語ドイツ語でありがとうとばかやろうの言葉を見せた水の結晶を、写真に撮っていく。どれも同じ結果になった。著者はいう。人間は70%も水でできている、物質的に言えば人間とは水である。


余談だが、夫は中皮腫という病気で闘病中である。五年生存率は10%。夫はそのギリギリのところで生きている。多分その生存率は達成できても、、、である。

6年前肺に水がたまり、肺がんではない、結核でもない、???といわれた。残るはアスベストによる胸膜悪性中皮腫である。それを調べるには患部の採取が必要だという。夫はアスベスト関係の仕事はしたことがなく(この時はすっかりわすれていたのだ)、従ってあり得ないからと、外科的手法で患部を採取するのを嫌がった。

そうしているうちに、たまった水を採取しそれを凍らせ顕微鏡で視るという検査方法がある、という話が舞い込んだ。

結果、胸膜悪性中皮腫である可能性がたかいという。そこで夫も観念し開腹手術で患部を取り出し、確認のための検査することに同意した。

平行して、24歳のころ内装工事屋さんでボードを運ぶアルバイトを3か月ほどしていたことを思い出す。削除した患部の結果を待つこともなく、けっていてきになったのだった。42年も前のアルバイトが悪夢の始まりだった。そして73歳の現在自力呼吸は困難で人口呼吸器のお世話になっている。

この、水が言葉を理解するというスピリチュアル的な発想が、科学の極右的な医学界で応用されている、ということが実に興味深い。

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