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一坪のお店を開くまでと、その後の話。

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両親の介護を終え、その後どうしよう…と思いをめぐらせ、思い立った引越しと小商いの話。
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2019年11月の記事一覧

お店、という創作活動。

劇的に、違うものなんだなぁ。 今までの引越しは、仲介業者さん経由で賃貸契約した部屋に住んで、周囲の店を開拓して図書館に通って、友人や身内が訪ねて来た時に案内するようなスポットも見つけて…でも結局は室内でずっとこもって1日も外に出ないことの方が多い生活で、数年経っても知り合いどころか顔見知りくらいしかできず、それも、よく行くお店の人と皮膚科と耳鼻科の先生だけ…というのが普通でした。 物件や住む町を探す際のポイントは今までだいたい、「家で仕事をするので住みやすい環境であること

「また来よう」、と「もう、来ないかも」。

お店って大変なんだなぁ、と、まだ開店していないけど実感しています。 新しい町で暮らし始めて一ヶ月。 準備は少しずつ進んでいて、今はこんな感じ(看板は下駄箱の余っていた棚板で制作)。ただ、自分の店の準備より、この町のお店を発掘・調査する方に今は重きを置いてしまっているかもしれません。 新しい町の地図を自分の頭と体にインプットするため、これまでいろんな道を歩いて、文具はここ、画材はここ、コーヒー豆は当面ここ、パンはどうしよう、はっ、こんなところにケーキ店が。などと発見しつつ