◆ 気になった本 45.1
「特捜部Q アサドの祈り」（ユッシ・エーズラ・オールスン ポケミス 9784150019570）
この「特捜部Q」シリーズ 今作で8作目
未解決のまま放置されていた事件を解決する「特捜部Q」だけど
今回は現在進行形のお話し
ただし その発端は特捜部の変な外人アサドが数年前に引き起こした（？）事件
幾つかの事象が複雑に交差しながら
やがてカールを中心に一気に収束する
その“一気に”の手前までの緊迫感がスゴイ！
ちょっと カールもアサドもかっこよさすぎるきらいもあるけどね
ゴードンもローセも大活躍！
エンディングがあまりにも思わせぶりだし
中途半端に置いてけぼりのエピソードもいっぱいある！
おかげで 何年も続編を待たされるこっちの身にもなって欲しいよね
で 続編が出た頃には
どんなお話しだったのかは すっかり忘れてしまっているだろうけどね...
引きこもり ハラキリ セップクって
とんでもない単語が世界標準になるなんて...
これだけ読んでも 面白くないわけじゃないけど
出来れば 第1作「特捜部Q 檻の中の女」（ハヤカワミステリ文庫 9784151794513）
これから 通しで読んで お楽しみください！