◆ 気になった本 33

「僕のジロ・デ・イタリア」（山本元喜　東京書籍　9784487810673）

「ツール・ド・フランス」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」
そして「ジロ・デ・イタリア」
この3つが「グラン・ツール」　自転車ロード競技の最高峰
数週間をかけてツアーを組み走り続ける
これは　その中でも2016年の「ジロ」を完走した山本元喜選手のお話し
彼が書いていた日記（ブログ）を再構成したもののようです
ロード競技について　何も知らない方にはムリかもしれない
もう少しお勉強して　せめて“紙上のサイクリスト”になってから
表紙を開けてくださいね
この本が出て時　すぐに買ったのに　そのまま“積読”に...
ようやく順番が回って来た！
そして　一息に読了
創作でもルポでもなく　ましてや紀行文ですらない
ただ　ひたすらにステージを駆ける自分の記録
選手たちはこんな思いを抱いてレースに臨んでいるのか
そして　その中で　こんな駆け引きが...　それ自体が“テクニック”！
全く知らなかったスゴイ世界だ
ボクもゲンキと一緒に21ステージを駆け抜けた（気分に浸れる）
すぐに読めるけど
間違いなく読む人を選ぶお話し
（お話しの前提と云うか　背景がスパッと省略されてます）
併せて「栄光のマイヨジョーヌ」という映画をご覧になるといいかも！
グリーンエッジもちらっと出て来るしね