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◆ 気になった本 112
「漣のゆくえ」(梶よう子 徳間書店 9784198651022)
江戸の町で“とむらい屋”(≒葬儀屋)を営む颯太(そうた)の連作集
その2作目
一見クールで商売に聡いように見える颯太
でも 実は情に厚く
ヒトの死に対して真摯に向き合ってる
ヒトの死には いろんな事情があるものだし
とむらい屋の日々にもいろいろある
まぁ 明るくカラカラと笑い飛ばせるお話しではないけどね
すぐに読めます
この書き手さんなら
「水草さま」のシリーズがおすすめ
「柿のへた」(集英社文庫 9784087451184)からの三部作
(余談だけど)
ボクの中では
この「水草さま」に出てくる千歳
なぜか
「武士道~」シリーズに出てくる早苗に思えて仕方ない...
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