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◆ 気になった本 21

「街と山のあいだ」(若菜晃子 アノニマ・スタジオ 9784877587673)

最初のページを開いただけで
この書き手さんはなんと優しいテキストを書く人だと驚き
そして ほっとする
読み進めるうちに
ふだんわかっているけどなかなか掬い取れない
そんな数々のことを
言葉として上手く表現できる人なんだなと思う

どっかの読書コーナーで「旅の断片」(アノニマ・スタジオ 9784877588038)が紹介されていて
調べてみると
同じ書き手さんで この「街と山のあいだ」というのも出ている
じゃまずこっちを読んでみようかと 図書館からやって来た

何かスゴイことが書かれているわけでも
起伏がある物語が綴られているのでもない
なのに
読み進めるのが惜しい
そう思ってしまうのは
ボクも少しは山を歩いていたから?

また
本として凄く“品がある”
装幀も用紙も
作り手の“愛”を感じます
(万人にではないけど)オススメ

#街と山のあいだ
#若菜晃子
#山を歩く