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【教えてミツルさん】生きやすさの話

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鍼灸師の先生”ミツルさん”に聞いてみた、生きやすさのこと。深呼吸も面倒な怠惰で、虚弱代表のわたしが、「めんどくさいけど元気になる方法」を問いかけてゆきます。疲れやすい、やる気が起…
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#未来のためにできること

【解答編】 不調と戦う僕たちの疑問、専門家の選び方

インタビュー記事を書いてみたい、と思っていたんです。 言葉の世界の末端を生きるものとして 「書きたいものだけを書く」、それだけにこだわってきたわたしですが、「書きたい」の中に「誰かや、何かのことを書きたい」という欲が湧いてきて 最初に書くなら、ミツルさんがいいって決まっていた。 コロナ後遺症というわたしのヤマイに対して、 “鍼灸あんまマッサージ師”という立場で手を差し伸べてくれたひと。 ▼ミツルさんとの出会い 最初からわたしは「ミツルさんみたいな人に施術してもらいたい」っ

もう、魂を燃やさない

驚いている。 心から驚いているのだけれど、これ以上的確な言葉が思い浮かばない。 信じられない、というのは少し違う。 現にわたしの足は、“動いて”いる。 呼吸が深い。 青葉台の駅を降りたそのときには、ほとんど息ができなかった。 徒歩3分、 それは嘘だよ、と半泣きでGoogleマップを睨んだ。 歩いたことがない道だからか、わたしが人類の規格外サイズの歩幅しか持ち合わせていないからか そしてこの肺も、原因のひとつだろう。 あんなに愛していた煙草を手放したというのに わたしの