常識大全にChatGPTを使うのはなぜか

常識大全では生成AIによって記事を作成する。しばらくはChatGPT4.0を利用するだろう。

生成AIに記事を書かせるメリット

  • 記事の作成の高速化
    常識大全は現実世界の適応を目標としておりカバーすべき記事の範囲が広い。運営のみで記事を作成する場合人力での記事の生成には時間がかかりすぎるし、かといって一般ユーザーによる記事の作成を認めれば作成スピードは上がる代わりに荒らしや受け狙いの記事が投稿されうる。生成AIを用いれば荒らし・受け狙いの投稿を防いだ上で記事作成の効率化が図れる。

  • 常識との相性
    ChatGPTは与えられた文章に対して続く確率の高い単語を連ねていくという仕組みで文章を生成する。ChatGPTが学習している文章は幅広いサイトや書籍のものである。だからChatGPTが出す答えというものは常識的なものとなるだろう。ChatGPTは学習データベースに情報量が少ない専門的なことには間違った情報を出すことが多いが、情報量が多い日常的なことには比較的正しい情報を提供してくれるはずだ。ChatGPTは常識というものと相性がよいといえる。

  • 客観性
    1人が出した情報には主観が含まれることが多いが、ChatGPTはいろいろな情報源を参照し総合的に情報を出してくれるのである程度主観が排除される。人力で記事を作成する場合ユーザーによる共同編集を認めてもせいぜい数人によって記事が作られるが、ChatGPTを使って記事を作成すれば膨大な数の情報を参考にすることができる。

  • 体系化
    前提知識がなく質問のしかたが悪くても、ChatGPTであれば体系的な説明をしてくれる。章立てを行い関連知識・背景知識まで説明してくれる。知識を得るための知識を提供することを目標にしている常識大全にはうってつけだろう。

情報の正確性

ChatGPTは間違った情報を出すことが多いから常識大全にChatGPTを利用するのは不適切なのではないかというのが一般的な考えだろう。これに関しては3つの反論がある。

一つ目は人間に聞くのもChatGPTに聞くのもそんなに変わらないということである。”健常者”は他の人に聞いて情報を得ることが多いが、人間だって間違った情報を伝えてしまうことが多い。人間の記憶力は当てにならないし、現実世界に存在する情報や他人から聞いた言葉を誤って解釈してしまうことも多い。ChatGPTに聞くのはこれと似たようなことをやっているだけである。ChatGPTは知らないことに対して知らないと言えないという意味では人間より劣っているが、データベースを正確に記憶できる、ある程度客観性が担保されるという意味では人間よりも優れている。

二つ目は先ほども述べたようにChatGPTは日常的なトピックに関してはわりと正確な情報を出してくれるということである。

三つ目はそもそも常識大全では情報の正確性を二の次としているいうことである。常識大全は知識を手に入れるのに必要な前提知識を非健常者に身につけてもらうことを主眼としている。その際には多少情報が間違っていてもいいからとにかくある分野の概観を体系的に把握できるような説明を行うことが大切である。それをもとにして自分でもっと詳しい知識を別の手段で習得してもらえばよい。常識大全に載っている情報が間違っていたとしてもその過程で間違いに気づけるだろう。私はYoutubeで物理のゆっくり解説をみてもっと物理学を詳しく知りたいなと思うことがある。間違った情報も情報にアクセスするためのきっかけを与えてくれるという意味では有益なのである。間違った情報に無思考にアレルギー反応を起こしてはいけない。大切なのはそれをどう利用するかだ。ChatGPTを使うことには先ほど挙げたようにデメリットを大きく上回るメリットがあると思う。

もちろんそれでも情報が正確であるに越したことはない。常識大全では情報の正確性を向上させるための努力をできる限り行うつもりである。

記事の具体例

最後に、ChatGPTを使うと実際にどんな記事が出てくるのかを実例でお伝えする。なおこれはChatGPT4.0ではなく3.5を使って作成した。命令文は「○○について、参考文献を添えて適宜具体例を交えながら1000字以上で体系的に教えてください。」というものである。もちろん今後もっと調教を行ってよりよい記事を生成できるようにするつもりだが、現時点でもかなりいい記事が書けたと思っている。

例1.飛行機の乗り方

飛行機を利用する際の手続きとマナー
第1章: 事前の準備
1.1 チケットの予約
飛行機に乗るためには、まず航空券を予約する必要があります。航空会社の公式ウェブサイトや予約サイトを利用して、目的地や出発時刻に合った便を選びましょう。早めの予約で通常は割引があります。参考文献: IATA (International Air Transport Association)のガイドブック。

1.2 パスポートとビザ
国際線を利用する場合は、有効なパスポートと必要に応じてビザが必要です。出発前に必要な書類を確認し、不足があれば早めに手配しましょう。参考文献: 国務省のウェブサイト。

1.3 キャリーオンと預け荷物
航空会社ごとに持ち込み可能な手荷物や預ける荷物の制限があります。航空会社のウェブサイトで詳細な情報を確認し、必要ならば事前に荷物を軽減するか、追加料金を支払いましょう。参考文献: TSA (Transportation Security Administration)の規定。

第2章: 空港への到着とセキュリティチェック
2.1 時間の計画
フライトの出発時刻の2~3時間前には空港に到着するように計画しましょう。これによって、チェックインやセキュリティチェックに十分な時間を確保できます。

2.2 チェックイン
空港に到着したら、まず航空券を手に入れるためにチェックインカウンターに向かいましょう。また、オンラインチェックインを利用して事前に席の選択や搭乗券の取得を行うこともおすすめです。参考文献: 各航空会社の案内。

2.3 セキュリティチェック
搭乗ゲートに進む前にはセキュリティチェックがあります。パスポートと搭乗券の提示、金属製品や液体の検査が行われます。身の回りのものを整理し、セキュリティプロセスに迅速かつ協力的に対応しましょう。参考文献: TSAのセキュリティガイド。

第3章: 搭乗と機内でのマナー
3.1 搭乗ゲートへの移動
セキュリティチェックを通過したら、搭乗ゲートに進みます。ゲートには搭乗時刻や便名が表示されており、搭乗口がどこかを確認してください。

3.2 搭乗手続き
搭乗口でスタッフの指示に従い、搭乗手続きを行います。搭乗券やパスポートの提示が求められることがありますので、すぐに取り出せるように用意しておきましょう。

3.3 機内でのマナー
機内では周りの乗客と協力して快適な空間を保つことが重要です。シートに座り、シートベルトを締め、機内アナウンスに従いましょう。携帯電話の電源をオフにし、機内での会話やエンターテインメントの音量に注意しましょう。参考文献: 各航空会社の機内マナーに関するガイド。

第4章: 到着と荷物の受け取り
4.1 到着
目的地に到着したら、機内アナウンスやスクリーンで到着ゲートを確認しましょう。機内でのアイテムを忘れずに持ち、スムーズに到着ゲートに向かいましょう。

4.2 預け荷物の受け取り
到着後、荷物受け取りエリアに進み、自分の荷物を受け取ります。航空会社が提供する手続きに従い、迅速かつ正確に荷物を取りましょう。

結論
飛行機を利用する際は、事前の計画と手続き、機内でのマナーが重要です。安全で快適な旅行を楽しむために、航空会社の案内や関連する規定を遵守することが必要です。また、現地の文化や慣習にも注意を払い、他の乗客やスタッフとの協力を心がけましょう。

例2.Excelの使い方

Excelの基本的な使い方

ExcelはMicrosoft Officeスイートの一部であり、スプレッドシートソフトウェアとして広く利用されています。以下では、Excelの基本的な使い方について体系的に説明します。

  1. エクセルの基本概念

Excelは表計算ソフトウェアであり、セル(行と列が交わる部分)にデータを入力し、数式や関数を使ってデータを処理します。シートはワークブック内の個々のタブで、それぞれ独立したスプレッドシートを表します。

2.データの入力

セルにデータを入力するには、該当するセルをクリックし、データを直接タイプします。また、セルを選択してフォーミュラバーに直接数式を入力することもできます。

3.セルのフォーマット

セルのフォーマットを変更することで、文字のスタイル、色、数値の表示形式などを調整できます。セルを選択し、右クリックして「セルの書式設定」を選ぶと、フォーマットをカスタマイズできます。

4.数式と関数の使用

Excelでは数式や関数を使用してデータを処理します。例えば、SUM関数を使ってセル範囲の合計を計算することができます。セルに直接数式を入力するか、関数の一覧から選択することができます。

例:

scss
Copy code
=SUM(A1:A10)

5. グラフの作成

Excelはグラフ作成のための優れたツールを提供しています。データを選択し、「挿入」タブから適切なグラフを選んで作成できます。グラフはデータの視覚化に役立ちます。

6.データのソートとフィルタ

データを整理するために、特定の列で昇順や降順にソートすることができます。また、データのフィルタリングも可能で、条件を指定して表示するデータを絞り込むことができます。

7.条件付き書式

条件付き書式を使用すると、特定の条件が満たされた場合にセルを強調表示したり、色を変更したりすることができます。これはデータの傾向やパターンを素早く把握するのに役立ちます。

8.データの検索と置換

大きなデータセットの中から特定のデータを見つけるために、検索と置換機能を活用できます。ホームタブの「検索」または「置換」を使って、効率的にデータを管理できます。

参考文献

Microsoft Excel 公式ドキュメント: https://support.microsoft.com/ja-jp/excel
"Excelスーパーブック" by ジョン・ウォークェンバック (技術評論社)
Excelは非常に広範な機能を持つため、これはあくまで基本的な紹介に過ぎません。詳細な操作や高度な機能については上記の参考文献やオンラインのチュートリアルを参照すると良いでしょう。

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