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【子育て】「強み」を見つけることを簡単にあきらめてはいけないという話。

熱血教師にあこがれ、それっぽくしてみたものの、「最近、先生変わったよね。」と言われて、さくっともとに戻したJUNです。

そう、僕の「熱血漢」なんてそんなもんでした。

とはいえ、「自分を信じる力」というものは、本当に「あなた」を変える力があるということは、広く知られていますよね。

とはいえ、「自分を信じる」ところまでいくのが難しい。

「趣味は読書です。」と言いながら、本棚を見て見ると「自己啓発本」の山。我ながら、「いつまで啓発を続けるんだ。」とつっこんだ僕だからこそ、言えるのは、

「自分に『自信』をもつには『チャレンジ』し続けるしかない!」

という戦術しかありません。

誰かが言っていました。

「現状維持は、退化である。」

と。

本記事では、「そもそも、なぜ『チャレンジ』することが『自分の成長』につながるのか。」を話題として書いていきます。

「あこがれ」がある人は、ぜひ、「チャレンジできているか?」をふり返りながら読んでみてくださいね。

▼「チャレンジ」が「成長」につながる理由。

まずは、「チャレンジが成長につながる法則」を頭でっかちに理解していきましょう。

ここは、敢えて高齢者を対象にした研究をざっくり紹介します。

デニス・パークさんは、被験者となった高齢者を2つのグループに分けて、それぞれに取り組んでもらうことを指定しました。

1つのグループは、「キルトづくり」か「写真撮影」という細かい作業が必要なスキルを。もう一方のグループには、「クラシック音楽を聴く」という受動的な活動を指示したのです。

そして、3か月後。驚きの結果が出ました。なんと、

「『キルト作り』か『写真撮影』に取り組んだグループの方が、脳の『注意力』や『集中力』にかかわる分野が変化した。」

というのです。

この実験が示唆することは、

「何歳になったとしても、なじみのない新しい趣味に長期間かかわることで、脳を変化させることができる。」

ということなのです。

みなさんも、脳は使われ方で変化していく「可塑性」と呼ばれる性質をもっていることをご存じだと思うのですが、なんと、「年齢は関係ない!」のです!

なんとも、勇気がわいてくる報告ですよね!

では、勇気を授かったところで、より具体的に見ていきましょう!

▼「能力」を開花させる「信じる力」。

ここまでは、「成長に年齢なんて関係ないよ。」と書いてきました。

もちろん、子どもたちの方が大人と比較すれば、習得スピードは格段に速いことは間違いありません。

しかし、その「変化」をさまたげる脅威は、「子ども」とか「大人」とか関係なくおそってきます。それが、

「『できない。』という思い込み。」

なのです!

さぁ、出てきましたよ大ボスです。

どれだけ、素晴らしい能力をもっていたとしても、自分自身が「できない。」と決めつけてしまっては、残念ながら「能力」を引き出すことは、本当にできないでしょう。

逆に、「絶対に自分の能力は、努力すれば伸びる!」と信じていることが本当に伸びていくということです。

何度も登場している「やればできる理論」ですね。
#マインドセット「やればできるの研究」

しかし、

「どうしても、自分の能力が信じられないんです。」

と、うつむきがちなお子さんもいるでしょう。

そこで、大人としては「問い」が必要になってきます。

「きみは、きみができる全てのことにチャレンジした上で、『できない。」という結果を導き出したのかい?』」

と。

「どうしても、得意なことが見つからないんです。」

と、絶望のふちに立つ子どももいるでしょう。

そこで、大人なあなたは「問う」てみてください。

「きみは、世の中のありとあらゆることを試してみたのかい。」

と。

たしかに、まだ「時間的自由」、「経済的自由」を手にしていない「子ども」であれば、大人よりも「チャレンジ」できる環境が狭いというデメリットもあるでしょう。

しかし、そんな「チャレンジできない状況」がある中で、まだまだ大きく開かれる世界の扉をくぐる前に、

「自分には、得意なことなんてない。」

と、決めつけるのは、100年早いでしょう。

大人として、子どもさんにアドバイスしてあげるべきことは、

「全てにおいてチャレンジせずに、向いているとか向いていないとか、自分の能力にふたをしてしまうのだけは止めよう。」

ということです。

しかも、人生の成功には「長期的な努力」が必要であることも分かっている昨今。

「チャレンジ回数とチャレンジ期間をそれなりに消費していない。」

という現状は、「あきらめる」という言葉さえも使う権利はありません。

世の中は、日々ものすごいスピードで変わり続けています。もしかしたら、その「変化の速さ」や「選択肢の多さ」が、子どもたちにプレッシャーを与えているのかもしれません。

しかし、最も重要なことは、

「決めつけない。」

ということ。

「『今』自分が生きている『狭い世界』の中が『全て』と思い、その『狭い世界』の中で『結論を出そう』としてはいけない。」

ということです。

テクノロジーの進化により、即フィードバックが受け取れる現代では、子どもたちの「気長に待つ」とか、「しばらく様子を見る」という前向きな寛容が、失われつつあります。

そんな時代だからこそ、「人生は長期戦」であるということを、人生の先輩として伝えてあげてくださいね。

▶まとめ。

本記事では、「人生において即結果が出るなんてことはない。」という内容をまとめました。

これは、子どもさんの役に立つように書いていますが、大人、そう「自分自身」にぐさぐさ刺さりまくっています。

SNSが浸透し、名前もしらない誰かの「成功シーン」が常にチラつくようになりました。

しかし、短期的思考の僕のような人間は、その「成功者」が「成功というゴールにたどり着くために辿った道のり」に焦点を当てることなく、「表彰台に立ってシャンパンを飲んでいるところ」しか見ていないことがあります。

本当は、「何度も打ち砕かれる様子」にこそ「成功の秘訣」があるのですが、何となく、そちらはシェアされません。

ぜひ、こんな時代だからこそ大局観というか、より深く考える力を発揮し、「すぐに報酬を取りに行ってしまう行動特性」から、「じっくり成長を待つ」という大切さを再認識しようではありませんか!


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