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サイレント・マジョリティ~リコリス・リコイルと比嘉秀仁の超えていけチャンネル

(たきなを描いたつもりだったが全く似てないのだが…誰か僕に画力ください、マジで)

ラスばんは、はねおかです。
先日の比嘉秀仁の超えていけスペシャルウィーク、盛り上がりましたね。

で、虚無僧バーでの一日店長イベント。
一番乗りになった僕は比嘉さんとリコリス・リコイルの話をしたんですよ。

リコリス・リコイルを知らない人もいると思うので、ネタバレにならない程度に最終話を紹介すると…

・主人公は身体に命に関わる問題を持っていたが解決する
・主人公にとって大切な居場所だった「喫茶リコリコ」のメンバーは散り散りになっていたが再結集
・主人公の所属していた組織は壊滅の危機に瀕するが無事生き残る

ハッピーエンド。
大円団。

これ、僕は全然納得してないんですよ。
という話を比嘉さんにして、比嘉さんは「これはこれで良かったんじゃない?」との感想。

昔、ネット記事かなにかで「『アニメやラノベはハッピーエンドが良い。現実世界の嫌なことを忘れたくて見ているのに、フィクションの世界でまでバッドエンドは見たくない』という若者が増えている」、という記事を見た記憶があります。
言い分は分かるんですよ。
僕自身、麻雀は自分が楽しむためにやっていて、自分が楽しくならないようなやり方はしたくないと思ってます。

ただ、作品は作品。
作品なら、視聴者に答えを出すべきだと思うんですよ。

スタッフインタビューで、「現代では暗い話は求められていない」と答えています。
そういう後ろ向きな答えではなくて「我々はこの話を作りたい」というような、そういう意思で作ってほしかった、と。

「現代人がハッピーエンドを望む気持ちは分からなくもない。だが、フィクションならではの作品の描き方がある。だからこそ安易なハッピーエンドにせず、それを超えた作品になれたのではないか」と比嘉さんに力説しました。

まぁ、これは僕の考え方であって。
別に比嘉さんと徹底討論したい訳でもなくて。
お互いに「そっかあ」で済む話でして。

で、思ったんですよ。

比嘉秀仁の超えていけチャンネルの登録者数が増えないのは「比嘉さんのラスを笑うような風潮が嫌いな層がいるのではないのか?」と。

僕ら重度の比嘉秀仁のラス中毒者には分からない、そういう声、つまりはサイレント・マジョリティがあるのではないか?

今、Mリーグが開幕しています。
現在は第12節まで開催されました。

麻雀界はMリーグの注目度は高いです。
それは感動の共有に繋がる訳で。

一方、非難の的にもなりやすい訳で。
二階堂瑠美プロの6放銃、本田朋広プロの2s切りは、Twitterでも炎上しましたね。

僕はそういうの嫌いなんですよ。
赤の他人の打牌に興味なんてないし、赤の他人の文句なんて見たくないですからね。
「選手の打牌批判は見たくない」と同じ声のツイートも見ました。

これを比嘉秀仁の超えていけチャンネルに置き換えると、放銃やラスを笑う我々リスナーと、その空気感が嫌いな人もいるのではないのか、と。

平澤さんのnoteで、絶対にYouTubeをやるべき人の特徴として「商品を持っているか?」という点が挙げられていました。

打牌批判から雑談、ラスイジりまで許容されている比嘉秀仁超えていけチャンネルは、これは一つの武器だと思うんですよ。
現状、麻雀系YouTube配信は、これらの行為は禁止されているところが多いです。
言いたい放題言える、というのは、他の配信者との差別化になるのではないか?と。

それに、勘違いしないでいただきたいのは、本気で比嘉さんを叩きたい訳では無いし、本気でラスを願っている訳ではないんですよ。
あれは、空気感を楽しむためのものなんですからね。

あれ?違うのかも?


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