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ほぼはじめて俳句詠みます

AIの長考二秒星飛べり

秋の川片足立ちの足の甲

レジ締めてからの駐車場と月

 俳句詠むのほぼ初めてです。
 記憶が確かなら俳句を詠もうとして何作か作ったことはあったはずですが、作った句をこうしてネット上で発表することは初めてだと思います。

 俳句のユーザー大会があると風の噂を聞きつけてしまったところ闘争本能が抑えられなくなり、立ったことのない土俵に上がってみました。

 俳句といえばやはり季語ですよね。
 季語というルールがあることによって季語に込められる情報量が増え、結果として短い詩形の表現を豊かにしています。
 たとえば「サイダー」という四音の言葉。普通の文章ならサイダーそのものを示すだけですが、俳句の世界では夏の暑さや天候、サイダーを飲む時の五感までも語ってくれます。
 この特徴は小説等にはないものでとても楽しいですね。

 俳句を詠んだこともない人もこの一語一語に情報が詰め込まれる、言葉の圧縮ゲームをぜひ遊んでみてほしいです。

 しかしながら俳句はとても短いので、既存の句と発想が似ちゃうとまるで丸パクリしたみたいな感じになりそうなのが怖いですね。
 自分が知らないだけで同じような句が既にこの世に出ているんじゃないの!?
 って思っちゃうので、こうしてネット上に投稿するのはなかなか勇気がいります……。