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きびしい

まだ暑い日が続いております。
気温は30〜33度程度なんですが湿度が高く身体にこたえます。
はい、スコールがちょくちょくきます。
段々と日焼けしてきて時計やズボンの境目がくっきりしております。

コーチに復帰してますが、ちょっと難しい局面に…
走り幅跳びの選手なんですが、ちょっとスゴい空中フォームなんですね。
前回の試合ではIPC未公認ですが5m91cmを跳んだようで、これなら確かパリパラのT13クラスの標準記録は突破してるはずです(記憶では5m50cm)。

修正すれば7mに届きそうな感じがするんですが、いかんせん時間がない。
次の試合は杭州のアジアパラで10月20日前後です。
ここで大修正するともっとひどくなり記録も伸び悩む可能性が大。

動画を載せれば百聞は一見にしかずなんですが、この「note」って動画はYoutube経由なんでちょっと面倒なんですよね。
まあ簡単に説明するとハードルの跳び方なんですよ。
まあ、普通の人はわからないと思いますが…。

ちょっと初めて見た時、何がどうなっているのか理解するのに時間がかかりました。
空中姿勢の頂点で、リードレッグが伸びてる。
そう、頂点で身体の伸びがないんですよ。
なのでもうひと伸びが足りないんですよね。

こんな跳び方できる方が稀でしょう。
本人も意識してこの跳び方をしている訳ではなく、身体が勝手に反応している結果だと思うんです。
なので余計に修正するには時間がかかり大変だと想像します。

本人とはとりあえずこのまま行って公認記録で5m50cmを跳んで次を見据えようとは話しましたが…。

この選手100mで東京パラ出た選手ですので、100mも可能性があるんですが怪我が治りきらない。本来なら原因を突き詰めて対応するのが本来ですが、見れる医師もいないし金銭的余裕もないので騙し騙しですね。

これから約1ヶ月でどこまで行けるのかわからないですが、出来る限り手は尽くします。ちなみに自分はパラ陸連都合で同行できませんがね。

もう1人の男子選手は順調 いきてます。
100mと400mエントリー予定。
今回、こっちの選手がいい気がします。

とは言え両方とも標準記録を突破させるべく最後まで尽くすのは言うまでもありません。

*表題の写真は走り幅跳びのピットです。
草ぼうぼう、タータンはげはげ、砂も犬がほじって大穴があるとか…。
これ国立競技場なんですよね(笑)。

ではまた次回!