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Rosy MV (松村北斗Ver.)をみた感想

結論から言うと「表現力の鬼じゃん…」とおもった。

予め説明すると、SixTONESのMVは、通常の全員Ver.とは別に、CDの初回限定盤の特典映像として個人Ver.が6人分収録される。なんて嬉しい特典。
アイドルとしてどう歌い、踊り、表現するのか「6人の違い」が存分に楽しめる。

※ここからはMVを見た人にしかわからない感想&考察です※

通常のMVがYoutubeにて先行で公開された際、私含め、松村担たちの間ではとあることが話題になった。私服の松村さんがさいごのほうで笑いをみせてるシーンがチラッとうつる。他の5人は必死になにかから逃げている顔をしているのに、なぜ?と。結局それは解明されることはなく、今もべつにその演技にたいして正解はない。

YoutubeにアップされているMVはフルではないので、特典のフル映像を見たら、あの笑みの意味はわかるのだろう?松村さんだけスパイみたいな設定とかある?と思って、まずは全員Ver.をみたが、結局わからなかった。
「なんだ、、やっぱりわからないのか」
とちょっとおちこむ。

そして次は個人Ver.のMVを見始める。松村さんのを見始め、2番に突入した瞬間にすべてを察した。
「えっもしかして、松村さん、ひとりの男がヒーロー(ヴィラン)になる”一本のストーリー"をMVのなかで表現しようとしてる?」

私の考察は以下のとおり。


1番:男の葛藤と不安/横を向いている松村さんが自分の手と手を重ねてスリスリしている。なんかソワソワしてる?そして自分の耳のあたりの髪の毛を静かになぞる仕草とそのときの瞬きの間隔がより、男の「不安」を感じさせる。「紡がれる糸」という最高のアイドルとしてのキメポイントが勿論最高なのだけれど、その直後に手を口元に当てて「溢れでそうな何かを堪える」という動きをするんだよねえ。そして己の眉間に手を当てたのち、まっすぐと前へ手を伸ばす仕草で1番が終わる。なるほど、これが二番へのちょっとした布石?


2番:男の覚悟と恐怖/早速2番の冒頭から片目を手で抑えながら己の内から溢れ出る狂気(わりと悪い人の笑顔がこのとき出ている)を表現しているようにみえる。その直後に、「スッ…」と我に返ったように、またまた片目を抑えてなにかを察したような静けさがある。私服で逃げ惑うところも必死さと恐怖が伝わってくる。最後のほうに目をカッと見開きこちらをまっすぐ見つめてくる松村さんがいる。これが最後への布石。

(余談:間奏のときに車に乗った松村北斗がコチラに向かって眉をピクッとさせるところがあるのですが、とんでもなく顔がかっこいい)


「シナリオ次第の〜」以降:男の完成体(正体は不明)/きょもじゅりパートでは一切動かず「静」状態。からの、ラスサビに入った瞬間からなにかスイッチが入ったような顔をしていて、まさに「動」。どことなく動きに激しさもでてる。顔つきもまるで1番と2番のときと違う。でも「正義の人」なのか「悪の人」なのか、ラスサビの彼はどっちなのか全くわからない。あんなに1番と2番はわかりやすい「顔」をしていたのに、最後の完成体では、あえての「不明さ」を醸し出し、でも動きはちゃんと激しくして「何かと戦っている」ことは表現している松村北斗まじでとんでもない。

以上、あくまで私の考察であって正解ではないので、あしからず。
どんな演技プランだったのか知りたいけどなあ。

それにしても松村北斗の表現力って鬼だな…

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