チャリティーに寄付すると言うこと
僕みたいなクズ人間が恥ずかし気も無くチャリティーに寄付するなんて世の中どうなってるんだと、満員電車の中で大声で黒柳さんの名前を叫びたい。
🤡「ぐろやばぎざーーん!」
でも、みんなの迷惑になるからやめておく。
そもそもチャリティーに寄付しようと思ったのは色々と本を読んだ影響だ。
実際に寄付してみると色々と考え方や物の見方が変わったのは驚いた。
まず、人に対して暴言を吐いた後に、「でも、ありがとな」とフォローできるようになった。次に人をぶん殴った後に肩を揉んであげるようになった。
チャリティーをして心理状態に変化が起こる事をマザーテレサ効果と呼ぶらしいが、マザーテレサも裏では何かと胡散臭い人物だった事は余り知られていない。
僕自身も胡散臭い人間だし、NPOやらで募金を集める事で私腹を肥やし、僕の寄付で贅沢な寿司を食べてる人間も居るだろう。
それでもぼくが寄付したいくらかは困ってる人にガリくらいは届いてるハズだ。
ガリガリになる程に困ってる人にガリ配るとか勘弁してやれよ!せめて、かっぱ巻きか沢庵巻きくらいは食べさせてあげてくれ!
とにかく、寄付を搾取する人間もいる事はわかってる上で僕は寄付をする。それも必要悪でその搾取する人間のおかげで金が集まってるのも事実だ。世の中は綺麗事だけでは動かない。
24時間テレビが糞なのも日本ユニセフが胡散臭いこともペットボトルのキャップ集めがめちゃくちゃ効率が悪いことも知っている。
チャリティーやボランティアを利用して利益を得ている人間は尊敬するに値しないが、誰かが救われるのなら善行だと言える。
名誉欲でも金銭欲でもいい、結果救われる人がいればそれでいい。
僕だって単純に慈愛の精神でやってるわけではない。自分の楽しみの延長と、どこかで今までの人生の贖罪と良い人と思われたいなど単純な動機ではないことは確かなので褒めて貰おうなどとは思わない。
自分の富を自慢したいなら、少しだけ恵まれない者に与えればいい。
自分の強さを見せつけたいなら、少しだけ弱い者を助けてあげればいい。
僕は決して裕福でもないし、強い人間でもないけれど、生きていく上で少しくらいは余裕がある。だから、少しくらいは誰かの為になる事をしたい。
ただ、たまには誰かにいい寿司を奢って欲しいとは思う。おしまい。
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