障がい者とダンスバトルの融合 ART FUNK

PARAARTIST

2023年8月18日 01:25

　障がい者とヒップホップカルチャーのダンスバトルを融合する。
これが『ART FUNK』というカタチになったのが2016年です。
　

　兵庫県の加西市という人口約４万人ほどのまちでDo-itというボランタリーグループから生まれた全国で初めての障がい者ダンスバトルの誕生でした。

【障がい者ダンスバトル　ART FUNK誕生の歴史】

当時はユニバーサルアートダンスバトル（U.A. Dance Battle）と名付けていました。

●その後ART FUNK構想へ

●ART FUNK構想
　2016年以降に福祉×ARTをテーマにしたプラットフォーム型イベント『ART FUNK』を全国に広げる"ART FUNK構想"を立ち上げ、障がい者と家族だけではなく、地域住民、並びに、行政や市民団体、NPO、民間企業など、各種様々な組織や団体を巻き込むプラットフォームイベントとして全国に展開していく構想がART FUNK構想です。

【ART FUNK TOKYO 2020】

●非営利型一般社団法人ART FUNK
　ART FUNKはイベントや構想名の他に、非営利型の一社名でもあります。
　法人の定款には設立目的が記載されていて、簡単に言ってしまえば「重度障がいのある子どもを産んでも安心して逝ける社会づくりに寄与する」が目的として規定されており、一般社団法人でもかなり珍しく税法で規定された非営利型の規定を満たした社団法人なのです。

【2021年関西テレビ報道ランナー放送】
法人の定款は、理事達の身近に起こった事がきっかけになって定められています。

【ネットメディア：メディアート取材】

2003年誕生のダンスでまちづくりをする団体「Do-it」
このDo-itの活動の「障がい者サポート」事業から多くの共感を広げ、さまざまな仲間とともにART FUNK構想が誕生し、各種活動を形成していきました。

【ART FUNK初の越県開催　ART FUNK HIROSHIMA】

　全国のエリアを巻きこんで展開中だったART FUNKもコロナにより急停止
　コロナ禍で苦しみながらも、2021年にはART FUNK誕生の地である兵庫県（姫路市）で初の全国大会となる障がい者2on2ダンスバトルART FUNK JAPANが開催されました。
　アフターコロナの活動方針は、従来のプラットフォーム機能に加え、高付加価値創造型イベントとしてリノベーションをしてスタートしています。

●誕生した高付加価値コンテンツ

（→いずれも個別に記事化します。）

◆療育型障がい者ダンスバトル（one value）→出場者及び保護者と主催側が用意した相談員、ダンスプログラムコーディネーターと共に、イベント参加する障がい者の身体及び生活面両面の療育計画を立ててモチベーションの高い状態であるダンスイベント出演を目的に計画を実施していく療育を目的としたバトル
アセスメント等も実施

◆パパ会→障がい（児）者を持つパパの飲み会
ほとんど会うことのないパパ達をお酒の席へ誘い出し、普段は聞けないお話を聞いたりする集いです。
日本人多くの男性同士は初対面で自分を出すことは少ないのですが、障がい児を持つ親としての絆のようなつながりがすでにあるので、会った瞬間に親友になってしまうほど仲良くなります。

【パパ会　神戸新聞】

◆PARAART SUMMIT
パラリンピックに出場できない障がいを持つ方を対象にしたアートに比重を置いたダンスコンペ
【WEBニュース】

ダンスタイムからパッションのあるダンサーをセレクションする『PARAART SESSION』