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包み隠さず。


突然、彼から連絡が来た!

夕方、なるはやで集合したけど
2人とも
夜は別の用があって

一緒にいられたのは
わずか100分…(苦笑)


二人っきりの部屋。

なるべく長い間、ゴロゴロ
身体をくっつけて

クスクス
おしゃべりしてた。


「会いたい!!」
かぁっとなって
ウチ飛び出して
待ちぶせしたけど会えなかった
こないだのことも、
困らせてなかったし


おととい送った
熱いLINEも

からかうように言われて
余裕なのが、ちょっとムカついたけど(笑)
嫌がられてないとわかって、
ホッとした。


ほんっとーに
あなたは、俺のことが
大好きなのね。
そう言わんばかりに

彼はちょっと
優位に立った様子で
わたしの髪を撫でていた。


ええ、そうですとも。
思いっきり安心してちょうだいよ。

わたしのプライドは、ゴミ箱に丸めて
捨ててきたんだから。


追えば、逃げる。
そんな図式に
もう、怯まない。

心奪われ
彼の虜になったわたしを

小細工しないで
そのまんま、包み隠さず出していく。




いっそこの愛が、もっともっと
強烈に
伝わったらいいのに。

身体を突き抜けて、
ハートに直接
流れ込んだらいいのに。


身体が触れると
安心するけど

潜りたいのはハートだから
もどかしくなる。


ハートを溶かしたい。
彼の胸に、グリグリと顔を埋めた。



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