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性エネルギーのこと。


統合前。まーさんに
不意に触れられたことが
何回かあった。


たぶん、全部覚えてる。

恵比寿のカフェで、わたしの後ろから
出来上がった飲み物を持って行こうとした時。

雨の日の集まりで
わたしの肩を掴んで
その先の傘を取った時。

よく待ち合わせてたベーカリーカフェで
見たことないジュース飲んでて、
「おいしいんですか?」って聞いたら
「ん」って味見させてくれた時。

歩道を歩いてて
「自転車来てるよー」って
グイッとよけさせてくれた時。

なんで覚えているかって、
まーさんを、特別意識してたからじゃない。

あの頃は、意識してなかったのに
モーレツに
身体が反応してしまったからだ。


触れ合った一瞬、
「ビリ!」ってなるのだ。

静電気ほどではないんだけど、
毎回、説明できないナニカが流れた。

まるで、男の人と
これまで手を繋いだこともないかのような
過剰な自分の反応が、すごく嫌だった。

ビクってならなかったかな…
物を落としそうになっちゃったよ…
一緒にいた知り合いの目も氣になったり。


あれは、間違いなく
ツインの性エネルギー交流ってやつだ、と
今なら判るけど

「ヘンなの!
あの人も龍神様がいるから
龍神様同士が挨拶してんのかなぁ」なーんて…(苦笑)

当時のわたしは
とっても器用に、はぐらかし続けた。

まぁ、あの時点で
まーさんに想いを募らせてしまったら
わたしはもっと辛い時期が長かっただろうし

惜しい氣もするけど、結局
ああすることしか出来なかっただろうと思う。



そんなわたしが
直接、ちゃんと交流できるようになって
まーさんに抱きしめられると…

やっぱり今も、舞い上がってしまって
本当に、何も考えられない。


まーさんからのおっきな愛が、
じゅわーんと
大波のように流れ込んでくるのを感じて

ただ、あったかくて
幸せだなぁって
胸に、顔をグリグリする。


身体にエネルギーがいっぱいになってくると
やっぱり、電気みたいな感覚がくる。

「ビリビリ」ってほどじゃないけど(笑)
パチパチと弾けるような、
炭酸水が、身体に入ったみたいな。

その度に
あぁ、前にこれのちっちゃいのを
予告編みたいに
受け取っていたんだなと思う。



「しびれてきた」って
まーさんに言うと
まーさんはびっくりする。

大丈夫かなって、わたしを氣遣うように
少し、腕を緩めてくれたりもするけど
わたしは、止めてほしくない。


だって、きっと
細胞の全部が
ウキウキしているから、こうなってるんだ。

危険でも、不快でも、恐くもないから
弾ける感覚も楽しみながら

わたしはまた
まーさんに
身体をくっつけていく。





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