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paild完全攻略セミナー vol.2 『次世代型法人カードで 経費精算の世界を変える 』 【イベントレポート】

こんにちは、paildサポートチームです!

本記事は、2021年11月11日に開催し、多くの方にご参加いただきました、paild完全攻略セミナーvol.2についてのセミナーレポート記事です!

※9月末に開催しましたvol.1をご覧いただいていない方はこちらの記事も合わせてご覧ください!

「法人カードを簡単にたくさん発行できる。」この特徴を最大限活かして、従来の経費精算プロセスを一新したい。そんな思いをこめて、『次世代型法人カードが経費精算の世界を変える』をテーマに、paildの使いこなし方をユーザー企業様にお伝えするセミナーを開催しました!

 司会👨‍💼: paildサポートチーム 中野
 登壇者👨‍💼:paildプロダクトマネージャー 中山

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はじめに

中野)本日は、paild完全攻略セミナーvol.2『次世代型法人カードが、経費精算の世界を変える』にご参加くださいまして誠にありがとうございます。本日の進行はpaildサポートチームの中野が担当させていただきます。よろしくお願いいたします。

初めに、本日のスケジュールについて簡単にご紹介をさせていただきます。本日のスケジュールとしましては、paildの基本についてお話をさせていただき、その後、paildを用いた業務設計ポイントについてのご紹介、そして、具体的な運用パターンの例についてご説明いたします。最後にはセミナー中にいただきましたご質問についてお答えさせていただく予定でございます。どうぞ皆様最後までお付き合いいただければと思います。

それではここからは、弊社プロダクトマネージャー中山にお話を代わらせていただき、本編に入ってまいります。それでは、中山さんどうぞよろしくお願いいたします!

中山)こんにちは。Handiiプロダクトチームの中山と申します。よろしくお願いいたします。では初めにpaildの概要からお話ししていきます。

1. paildのきほん🏷

初めに、paildとはどういうサービスなのかというお話ですが、私たちは決済や決済周りの業務をフリクションレスにする法人カードサービスと捉えています。フリクションレスとは「手間やストレスがない状態」と定義しています。では、なぜ次世代型法人カードpaildでは、フリクションレスの世界を実現できるのでしょうか。

従来の法人カードの課題

まずは従来の法人カードから考えていきます。従来の法人カードですと、カードを発行する際には決算書を出したり、代表の方の収入を確認したり、持ち家なのか確認したりと伝統的な審査があり、発行まで非常に手間がかかります。また、カードのコントロールはカード会社が持っているため、すぐにもう1枚カードが欲しいとなったときにも、紙の申込書に必要事項を記載し送るなどの工数がかかります。機動性や俊敏性はないことが分かると思います。

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paildが解決できること

では、これらの従来の法人カードの課題をpaildではどのように解決できるのでしょうか。そもそもpaildの場合では、カードに関連した業務サービスそのものをコントロールできるようになるため、ユーザーがウェブ上のシステムからカードに関わる業務を簡単に掌握することができます。そのため、ウェブからすぐにカードの発行や停止などが可能です。それこそ、今から3秒でカードを発行できます(笑)。

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また、決済だけではなく、決済周辺の業務を支援することも可能です。例えば、カードごとに情報を付与して、会計システムとの連携ができます

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さらには、カードを使った後にカード利用目的を購入毎に備考メモに残すことが可能です。そうすることで、カードを複数枚発行しても、1枚1枚のカードだけでなく、1回1回の決済を正確に管理することもできます。

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アップデート予定(抜粋)

今後の機能のアップデート予定ですが、未確定のカード明細にメモを残せる機能や、決済があった際の管理者へのメール通知機能(先日リリースされました!)SaaS料金の支払状況を1箇所で確認・管理できる機能(SaaS管理機能としてリリースされました!)、その他にもICチップ搭載や3Dセキュア機能などの様々な準備を進めています。

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ここまでのおさらい

ここまでの次世代型法人カードのpaildの基本をまとめると、

・決済や決済周りの業務をフリクションレスにする
・誰でもすぐに使える
・与信の制約がない
・利用料金が無料
・3秒で追加カードを発行できる
・カードごとに限度額や保有者を設定できる
・タグや説明を残せる
・会計ソフトと連携できる
・SaaS管理に対応できる
・継続したアップデートで機能が増えていく

2. 法人カードを用いた支出プロセスの再構成🏷

それではここからは、法人カードを用いた支出システムの再構成についてお話していきます。

これまでの法人の支出について

前提からおさらいになりますが、法人の支出で実現したいこととは、ズバリ適切な用途に対して安全に正確に、必要なタイミングで効率的に対価を支払うことだと考えています。これに対して、法人が使える支払い手段がいくつかあり、皆さんはそのいずれかで対応されていらっしゃると思います。それが請求書払いと法人カード払い、立替経費精算、小口現金や仮払金です。

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これらの支払い方法にはそれぞれメリット・デメリットがあることが分かると思いますが、特に法人カードに着目して考えていきたいと思います。

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上記のように従来の法人カードでは、経費精算の業務を効率化できる点や銀行振込みの処理をなくすことができる点、支出をタイムリーに把握できる点、そもそも従業員が立替なくて済むので負担がなくなり従業員満足度が上がる点といったメリットがあります。

一方で、年会費がかかる点や取り回しが悪い点、社内の十分な業務設計が必要な点など運用コストがかなりかかるといったデメリットがありました。ところが、次世代型法人カードの登場により、これらのデメリットはすでに制約ではなくなっています。法人カードは強力ながら、コストはスモールに運営できるようになったのです。

paild活用例

次には、具体的なpaildの活用例を2つご紹介します。それが近距離交通費の立替廃止と小口現金の廃止の例です。

近距離交通費の立替廃止の例

1個目が近距離交通費の立替申請の省略です。経費精算を考えると一番件数が多いのが、交通費(電車賃、タクシー代など)の立替だと思うんですね。何月何日に〇〇会社へ訪問するために移動しましたと、一件ずつ、駅名や日時、値段を入れて申請を上げる業務そのものを無くしてしまいましょうというお話です。これを実現する準備として、スマホを携帯している営業メンバーそれぞれにpaildカードを発行し、社用スマホでモバイルSuicaアカウントを作成してもらいましょう。営業メンバーは、経費支払い時に、電車代はモバイルSuicaで支払うタクシー代はpaildカードで支払い、備考メモを利用して移動内容と証憑番号を入力する。経費処理の際は、電車代はモバイルSuicaの利用明細から処理し、タクシー代はpaildカードの利用明細から処理する。このようなオペレーションにすれば営業メンバーの申請にかかる手間をなくすことができます!

小口現金廃止の例

2点目が小口現金の廃止です。法人カードをより活用していき、小口現金/仮払金を廃止する例です。そうすることで、現金棚卸の手間が省略しガバナンス強化にもつながります。準備として、メンバーまたは事業所などの単位でpaildカードを発行します。メンバーの経費支出頻度には、2パターンあると思っていて、日常的に使うケースと時折使うケースです。
日常的に使うケースでは、カードに月次利用可能額をあらかじめ設定してメンバーの判断で利用させます。利用後にはメンバーが備考メモに使途・証憑番号を入力する流れを構築します。時折使うケースでは、必要なときにメンバーがカードの利用枠をワークフローから申請し、利用可能額が経理より付与されたのち決済に利用。利用後、メンバーが備考メモに使途・申請番号・証憑番号を入力するのが良いと思います。

※電子帳簿保存法について

先ほど法人には四つの支払手段があると説明しました。その中でも法人がより便利に使っていける手段が法人カードであるというお話でした。paildとしても法人の支払い手段を再構成しようと考える中で、少し注意点したほうが良いのが電子帳簿保存法です。そのため、ここで簡単に触れておきます。電子帳簿保存法の三つの分野のうち、電子取引関係に気をつける必要があります。従来は領収書などを紙に出力して保存しますというやり方であれば、問題がなかったんです。けれども今後は紙に保存する対応が認められなくなるということで、今後どのように対応しようか、その方法が話題になっています。もう少し説明すると、真実性と可視性この両方の対応が必要になります。詳しくはこちらのスライドを参照ください。

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3. 経費精算まわりのpaild運用パターンの例🏷

ここでは、本セミナーのテーマである経費精算周りでどうやってpaildを活用していけば良いのかをもう少し具体的にご紹介します。

カード発行粒度について

具体的な運用パターンを紹介する前にカード発行の粒度のお話をしたいと思います。冒頭で申し上げた通り、paildではかなり自由にカードをコントロールすることができるので、カードを様々な用途で複数使い、効率化できます。一方で、むやみやたらにカードを発行してしまうと、誰用の、何用のカードかが分からなくなってしまうのでバランスをみて、カードを発行し管理する必要があります。

具体的なカード構成例

具体的なpaildカードを3枚使った運用例をご紹介させていただきます。

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1枚目は近距離交通費のためのカード。2枚目は個人が汎用的に利用できる用のカード。3枚目が出張費のためのカードです。上記のような、使用用途で検討されている方はぜひ参考にしてみてください!

備考メモの使い方

また、ここまで何かと備考メモが便利であるので利用しましょうと言ってきましたが、どんなものか最後にご説明させていただきます。

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このように、カードごとの1件1件の利用明細にコメントをつけることができるので、後からの確認が非常に分かりやすくなります。

後工程との連携(証憑の提出、会計処理)

最後にpaildを実際に運用する際の後工程について説明します。経費精算システムの導入有無に関わらず、​​証憑があるものは証憑を提出する必要があるので、証憑集約場所に提出をしましょう。その際に連番を付与されたのであれば、経費精算システムの備考メモに記録しましょう。そのあとは、経費精算システムがある場合はCSVファイルでpaildの情報をシステムへ送りましょう。経費精算システムがない場合は証憑に関する情報を備考メモに記録した上でpaildから会計システムへ情報を流しましょう。

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おわりに


最後にですが、paildを導入するにあたって、導入のしやすさは既存の会社のやり方やルール、バックオフィスの人数の違いなどによって大きく変わってくると思います。そのため、まずは小さい範囲からトライアル的にpaildを導入していって、社員の方の理解度を確認しながら、徐々に活用範囲を広げていくという取り組み方がいいのでないかと考えています。

以上になります。

中野)中山さんありがとうございました!皆様いかがでしたでしょうか?それではここからは質疑応答のお時間とさせていただきます。


4. QAコーナー🏷

Q&Aコーナーはこちらの記事にてご紹介しました!


ε=ε=┏( ・∀・)┛


以上、「paild完全攻略セミナー vol.2次世代型法人カードが経費精算の世界を変える!」のレポート記事でしたが、いかがでしたか?

必要なだけカードを発行して、経費精算処理をラクにしていく。
経費精算を最適化する手段として、ぜひ paild を使ってくださいね。

paildの活用・導入でお悩みの方へ

もしも具体的に自社でのご活用にお悩みのある方は、ぜひpaildのサポートチームにご連絡ください。1on1セッションにて、ご活用方法をアドバイス、運用のオンボーディングをサポートさせていただきます。(ご連絡はpaild管理画面のお問い合わせフォーム、またはsales@paild.jpまで)

paildの導入をお悩みの方は、paildサポートチームへのご連絡か、または資料請求もしていただけます。

paildは今後も、より快適にお使いいただけるプロダクトになるよう、ユーザー企業様のお声を聞いて成長してまいります。今後ともよろしくお願いいたします!

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