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【ファイルステージ|回復期病棟〜後編〜】

前編からだいぶ時間が経ってしまい、申し訳ありませんでした💦

回復期病棟の生活にもだいぶ慣れて来た頃、やはり考えるのは"退院"ですね!

ただ、この頃になると言語聴覚士などによる、いわゆる"テスト"が度々行われます。

このテストが行われるという事は退院も視野に入れたリハビリや入院計画が立てられている証拠でもあります。

身体的リハビリについても同じで、回復の状態によって内容も変わって来ます。
お風呂に入って自分で体を洗ったり、着替えやトイレなども自身で行うようになります。
手助けしてくれたのが"側に見ている"だけになります。

これはまさに、退院し自宅に戻ってからどのくらいの作業まで自分で出来るのかを見ています。

これをベースにご家族などに自宅のお風呂や寝室、階段など様々な場所をヒアリングし、「ここは手摺りが無いと難しいかもしれません」や「お風呂の入り口のこの段差は無くしてください」など、様々なアドバイスや提案を受けます。

退院してからあれこれ自宅を障がいに合わせるのでは無く、退院前に準備する為ですね。
これは、必要があればPTやOTが自宅を訪問して実際に見てアドバイスする場合もあるようです。

例えば、退院してから2階で生活するなら階段の幅や広さ、手摺りの有無なんかもありますよね。

お風呂も、脱衣所の広さや温度もあります。浴室と脱衣所の温度差が大きいと急激な血圧の変化や脈拍の上昇など、バイタルの面での懸念材料が無いかなども見られます。

こうして、様々な"退院してからの生活"に照準を合わせた話や相談なんかも増えて来ます。

ご家族にとっては不安な面もありますが、本人にとってはワクワクする時期でもあったりしますね!何せ"帰れる"話なんですから^_^

次回。
【ファイルステージ|回復期病棟〜退院へ〜】
では、退院する前の入院しているうちに準備した方がいい事や、障害年金受給に関する話、自動車運転に関する話なんかもしたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします!

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