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ふわんだりぃずのぶろぐ

おはこんばんにちは キリショー と申します
普段は下北沢で遊戯王をしてます。
遊戯王で一番好きなカードは「イビリチュアガストクラーケ」です。

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今回は7/17に行われた朝霞杯2人チームにてチームメイトのちーたらさん(@tiiiiitara )と一緒に考え一緒に使用した「ふわんだりぃず」について書きました。
7/17発売のBURST OF DESTINY(バースト・オブ・デスティニー)にて収録された新規テーマで、強すぎてこれからも環境に居座ると思うので動きや効果だけでもぜひ覚えて帰ってください!

使用した構築

こちらが7月17日に朝霞杯2人チーム戦にて使用した構築です。

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結果はベスト8でした
初動多めの構築にしたので結構安定して動くことができ勝てましたが、新たな課題なども見えてきました。

ふわんだりぃずの強み

《ふわんだりぃず》の強みは《リソースの無限確保&回収能力》と《相手のデッキに対して有効且つ適切な妨害を用意できる》点、さらに《環境に蔓延る数々の誘発を動き次第でケアできる》点が大きいと考えています。

1.リソースの無限確保&回収能力
こちらに関しては《ふわんだりぃず》の下級モンスターの共通効果を見てみましょう

このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
(固有効果の処理)。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
(2):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。

まとめると
・召喚成功時に発動出来る固有効果+その後鳥獣族モンスターの召喚をする効果
・表側表示の自身はフィールドから離れた場合に除外される効果
・このカードが除外されている状態で自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に自身を手札に加える効果

の3つの共通点があります。
つまり、下級が除外されている時に他の下級が召喚された時や下級をリリースして上級を召喚した時に手札に戻って来てくれます。実質的な無限ループです。《アーティファクトロンギヌス》や《王宮の鉄壁》などをもらわない限り永遠にリソースが切れません。
そして《ふわんだりぃず》の下級モンスターには
・下級をサーチする効果《ろびーな》
・上級をサーチする効果《いぐるん》
・除外されているふわんだりぃずカードを手札に加える効果《とっかん》
・墓地のカード1枚を除外する効果《すとりー》
があります。つまり下級の効果で他の下級を召喚しリリース要因を確保し上級をアドバンス召喚、成功時にリリースされ除外された下級を回収、、と毎ターン召喚→召喚→アドバンス召喚→回収の動きで《リソースを無限に確保&回収》できる訳ですね❗️


2.《相手のデッキに対して有効且つ適切な妨害を用意できる》
こちらは上級の《ふわんだりぃず》の効果から確認していきましょう。

《ふわんだりぃず×えんぺん》

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星10/風属性/鳥獣族/攻2700/守1000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ふわんだりぃず」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
その後、モンスター1体を召喚できる。
(2):アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手フィールドの特殊召喚された攻撃表示モンスターは効果を発動できない。
(3):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、手札1枚を除外して発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。


《ふわんだりぃず×すのーる》

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星10/水属性/鳥獣族/攻2900/守 800
(1):アドバンス召喚したこのカードが存在する場合、1ターンに1度、発動できる。
このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
(2):アドバンス召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):相手ターンに1度、手札を1枚除外して発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て裏側守備表示にする。

上級の《ふわんだりぃず》はレベル10の上記の2種が存在します。

《すのーる》は召喚権を増やす起動効果、自分のモンスターが全て守備貫通を得る全体強化効果、相手ターンに1度特殊召喚されたモンスターを全て裏側にする効果の3つの効果を持っています。

《えんぺん》は召喚成功時にデッキから《ふわんだりぃず魔法罠》をサーチした後鳥獣族モンスターを召喚出来る効果、存在するだけで相手の場の特殊召喚された攻撃表示モンスターが効果発動ができなくなる効果、相手モンスターと戦闘する時に手札を1枚除外することで相手モンスターの攻守を半減出来る効果、があります。

上記の2体の妨害効果だけでも強力ですが、《えんぺん》からサーチできる展開権妨害札の魔法罠も見ていきましょう。

《ふわんだりぃずと謎の地図》

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このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル1の「ふわんだりぃず」モンスター1体を相手に見せ、
見せたモンスターとはカード名が異なる「ふわんだりぃず」カード1枚をデッキから除外する。
その後、見せたモンスターを召喚する。
(2):相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動できる。
自分は「ふわんだりぃず」モンスター1体を召喚する。


《ふわんだりぃずと未知の風》

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このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分がモンスター2体のリリースを必要とするアドバンス召喚をする場合、
モンスター2体をリリースせずに自分フィールドのモンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を墓地へ送ってアドバンス召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
手札の鳥獣族モンスターを2体まで相手に見せ、好きな順番でデッキの一番下に戻す。
その後、自分は戻した数だけデッキからドローする。


《ふわんだりぃずと夢の町》

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このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、
このカードを除外して発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。


《ふわんだりぃずと怖い海》

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このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに、アドバンス召喚された表側表示モンスターが存在し、
特殊召喚されたモンスターが存在しない場合、相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
このターン、相手はモンスターを特殊召喚できず、通常召喚を3回まで行う事ができる。

《ふわんだりぃず》の魔法・罠カードは《ふわんだりぃず》モンスターの召喚・アドバンス召喚をサポートする効果を持っていたり、優秀な妨害効果などがあります。
チェーンに乗らない特殊召喚をするデッキ(「魔術師」や「セフィラ」と言ったペンデュラムテーマや、「罠型コードトーカー」や「アダマシア」などのリンク召喚を多用しなければ展開できないデッキ)に対しては《怖い海》で牽制
「電脳堺」などのチェーンに乗らない特殊召喚を繰り返しながら《電脳堺門-朱雀》で《えんぺん》などのアドバンス召喚したモンスターが破壊されて《怖い海》が打てなくなる恐れがある場合は《夢の街》を持ってきて2体目の《えんぺん》や他の上級を出し盤面を返されないように妨害する。と言った具合に《えんぺん》のサーチ効果で2種類の最強妨害の中から1つを状況に応じてサーチできる訳ですね。さらに言えば《夢の街》で相手ターンに下級を召喚して、《いぐるん》の効果で《えんぺん》以外の上級モンスター、たとえば《烈風帝ライザー》や《霞の谷の巨神鳥》を召喚出来る為用意できる妨害の選択肢は本当に豊富です❗️



ふわんだりぃずの回し方

先行後攻の選択権がある時はほぼ先行をとります。
先行で目指す盤面は下級召喚→下級召喚→《えんぺん》召喚→効果で魔法罠をサーチしてセットする。
ただそれだけです。 こんな簡単な先行展開があるでしょうか。こんなに簡単なのに勝てちゃいます。ですので誘発を出来るだけケアして展開出来るように練習しましょう。

例えばこの手札

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《抹殺の指名者》 
《灰流うらら》 
《ふわんだりぃず×すとりー》 
《ふわんだりぃず×とっかん》 
《ふわんだりぃず×いぐるん》
今回の大会で使用した構築の場合《灰流うらら》を1枚しか採用してない為、《抹殺の指名者》で《灰流うらら》をケアできません。ですので他の方法でケアしていきます。《エフェクトヴェーラー》や《無限泡影》はケアできないので《灰流うらら》をケアして動いていきます。

《抹殺の使命者》で《ふわんだりぃず×ろびーな》を宣言
《いぐるん》を召喚 
《いぐるん》のサーチ効果をチェーン1
《ろびーな》の手札に戻る効果をチェーン2←(ここで《灰流うらら》ケア)
《ろびーな》の効果は《抹殺の指名者》の効果で無効
《いぐるん》→《えんぺん》サーチして《とっかん》を追加召喚
《とっかん》効果で《抹殺の指名者》で除外した《ろびーな》回収
《いぐるん》+《とっかん》リリースして《えんぺん》追加召喚
《えんぺん》のサーチ効果をチェーン1
《いぐるん》の手札に戻る効果チェーン2←(ここも《灰流うらら》ケア)
※ここでは《とっかん》を回収しません。次のターンの《灰流うらら》ケアに繋がります。
《いぐるん》回収 《えんぺん》で《夢の町》サーチして《すとりー》追加召喚
《すとりー》の効果で《抹殺の使命者》を除外します。(追加召喚なし)
※ここはミラーで相手の《すとりー》からしか入れない時に備えて除外しておきます。
※追加召喚してしまうと5体モンスターを出す事になるので《ニビル》を貰います。
※《すとりー》を召喚しておくと1体分のリリースを確保できるので次のターン楽に動けます。
最終盤面
フィールド→《えんぺん》 《すとりー》 《夢の町》
手札→《ろびーな》 《いぐるん》 《灰流うらら》
墓地→なし
除外→《抹殺の指名者》 《とっかん》

相手ターン
《夢の町》効果で《いぐるん》召喚 
《いぐるん》のサーチ効果チェーン1
《とっかん》の回収効果チェーン2←(ここも《灰流うらら》&《PSYフレームギアγ》ケア)
《とっかん》回収 《いぐるん》で《えんぺん》サーチして追加召喚
※相手によって《巨神鳥》や《ライザー》なども選択できます
《すとりー》と《いぐるん》リリースで《えんぺん》アドバンス召喚
《えんぺん》のサーチ効果チェーン1
《いぐるん》の回収効果チェーン2←(ここも《灰流うらら》&《PSYフレームギアγ》ケア)
※相手の場にモンスターがいる場合墓地の《夢の町》も使えます。効果で除外しておけば次のターンに《とっかん》の効果で回収して使い回す事もできるので使っていいと思います。また、除外しておけば次のドローが《ディメンションアトラクター》だった場合何も考えず発動できます。《墓穴》は食らいますが、、、
※リリースされた《すとりー》の効果を使用していない理由は次のターンの《灰流うらら》のケアの為です。

と、このまま次のターンも《灰流うらら》ケアが一生できます。
つまり手札によってですが現環境最強手札誘発である《灰流うらら》を一生ケアできる訳ですね〜
ちなみにですが《PSYフレームギアγ》も動きによってはケア出来たりします。打ち所によっては次のターンや相手のターンの動きが歪になったりしますのでできる限りケアしましょう。


では次の手札です

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