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世界観とこだわり

ハンドメイド界ではよく「世界観」というワードが出てくる。
私は苦手な文化の一つでもある。

そもそも、
設定や作風に「世界観」という言葉をあてはめることに違和感もある。

「世界観を大切にしています」
「私のブランドの世界観に合わせて…」
みたいな自分ワールド発信には軽い拒否反応がでる。

他人に対するイメージって、
受け取る側が感じるものであって
発信者が主張するとすごくチープな存在にみえてしまう気がする。

『こう感じてほしい』の思いが
受け手にも伝わるような統一感や演出の積み重ねが、
結果的に自身が思い描く設定に育っていくものだと思う。

私の世界観はこうです!
と言われても
へぇ。
以外の感想は正直難しい…。

似ているけど違うのが「こだわり」
これは自ら発信した方がよいと思っている。
誰かが気付いてくれるのを待っていても意味ないし、
自分にそこまで興味を持ってもらえるなんてあまい世界ではない。

こだわりは万人受けしなくて大丈夫。
例えば…

私は粘土でスイーツやフルーツ作品を作ったり
作り方の販売もしている。

『簡単にアッと驚く素材で量産できちゃう♪』が、
作り方の人気で主流の世界の真逆をこだわりとした。

『よく使う材料や粘土のみを使い、
大変な手間をかけ、一つ一つ作り込む』

ここをこだわりとしている理由は、
他の方がやらないことだから。
そして、
私には周りと同じことでは特出する才能はないと自覚があるから。

万人受けはしないけど、
ブレないこだわりに共感してくださる方ができた時、
パーっと視野が広がる瞬間がある。(あった)
地味で孤独な制作も楽しい時間に変わる。

世界観って何だろう。
自分のこだわりとその理由は何だろう。
を整理してみるだけでも
今後の前向きな活動のきっかけになると思います^ ^

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