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ハンドメイド活動を続けるために

もっと上手になりたい
あの先生みたいに作れるようになりたい
本に載っているようなものが作りたい

夢中で練習していた時は目の前のことで必死だった。
でもそれがとても楽しかった。

そこから販売にチャレンジし、
「先生」なんて呼ばれる活動に切り替わってくると
考えないといけないことがいくつも出てくる。

次々に見える新しい世界が今はとても楽しい。
芸術系の勉強なんてしたことないし
天性のセンスも皆無。

よくここまで頑張ったな
続いたな
と自分でも思う。

今、
販売や講師活動をするうえで
ブレないように意識していることが1つだけある。

「継続できるかどうか」

・クオリティ
・スピード感
・モチベーション

1回きりなら少し無理をすればできることはたくさんある。
でもそれを継続するのはとても難しかったりする。

時間、お金、気持ち
ここが安定しないと継続は難しい。
無理に続けると何かが崩れる

自分の好きなものを好きなだけ作って
それが需要と一致しているカリスマはほんの一握り。
凡人の自分はそこを見本にしてはいけない。
とずっと思ってきた。


今では大企業になっている起業家たちが
サービスを始めたきっかけを話される
よくあることだが、
私はそのストーリーを聞くのがとても好きだ。

自分の実体験から生まれた商品やサービスは
誰かの心を動かすチカラがあると信じている。

規模は大きく違うが、
ハンドメイドでもきっと同じことが言えるはず。

そんな思いから
このデジタル時代に逆行した
アナログの極みともいえるアイテムを
オンラインショップにアップした。

私が練習に励んでいた時
ずっと「ほしい」と思っていたもの。

本もたくさん持っている
動画もたくさん見て勉強した

でも、
本に載っている作品を実際に作ったことはほぼない。
動画を見返したことはほぼない。

欲しかったのはパーツの工程見本

どこにもなかった。
実際に自分で生み出してみて分かることだが、
作るのはすごく大変。
これを見本にしてくれる方がいる
と思うと自然と丁寧過ぎるくらいに仕上げる。

そして
「完売」というワードを使うことがあまり好きではない。
充分な在庫があってそれでも全て売れてしまったものに使う言葉の
イメージを強くもっていて。
なので、
ほしいと思ってくださる方にはお時間を頂いてその方のために作る
オーダーメイド方式をとった。

これが私には合っていて、
実際にお名前を見てその方のことを想像しながら準備する時間は
とてもあたたかいものだった。
私のモチベーションが高まった。

ありがたいことに、
このシリーズのオーダーは200セットを超える。

継続できる

それがいちばん嬉しい。


ハンドメイド活動は趣味を超えてしまうとその先が本当に難しい。
それでも、
作ることが楽しい・幸せと思える状態を保つためには
絶対に他人と自分を比べない。
比べると妬み嫉みで良いことなんか一つもない。

私も経験があるから分かるこの気持ちは、
今となっては「フッ」と笑えるくらいのどうでもよいものでした。

カリスマじゃなくても
すごい社交的でなくても
大丈夫。
楽しくハンドメイド活動は続けられます。

自分のやりたい事とそのペースを
感情に流されることなく淡々と整理してみると良いですよ♩

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