再発

 今朝、再び鬱なのかなんなのか知らないが、自分が絶不調だということを確信した。電車の中で。

 まいった、まいった。再発である。頭の中がこんがらがって、どうにもならなくなるのだ。2019年に「これ、やばいな」と初めて自覚して精神科を受診したらADHDだと言われて、コンサータを飲んでいたが、確かに一般的なうつ病ではないだろうし、なんて人に説明していいかわからんのよね、この症状。最後のほうは双極性を疑われていたが、快方に向かったのでなんだかよくわからないままだ。
 
 ADHDあるあるなんだが、「これって単なるサボりじゃん」と自分でも思って自責の念に駆られて、余計、行動できなくなる負のスパイラルに入る。自閉症スペクトラムの傾向があるので、ストコーマを外せない。勝手な思い込みを外せばいいと理屈ではわかっていても、どうしても「やりたくないことはやりたくないんだ」で身体が動かなくなる。

 若い頃から、これに何度も悩まされてきて、自分の傾向に名前をつけられて納得し、克服できたかと思ったらまたつかまった。自分に向かない(と思い込んでいる)仕事がくると、またこうなるのか。ああ、やっぱ治んねーんだ、一生、付き合ってくしかないね。だって、これ、病気じゃないもの。俺って、そういう人なんだもの。単なるわがままと誤解されがちだし、実際、わがままと思われるわな、これは、と自分でも思う。
 
 2019年に発症して、異動して治ったと思っていたが、復帰が早すぎた……というより、時代に追いつけていないポンコツおじさんに成り下がっている自分に対して自罰傾向が出ている。かつての全能感はどこへやら。

 ま、年齢によるものかもしれないとも思いつつ、2年ぶりに精神科を予約した。土曜日の一コマ(30分)しか空いてなかった。精神科は大繁盛ですな。あの先生もメンタルやられてたけど、ご無沙汰してます、と。

 あーあ、投薬嫌いなんだがな、まあ、仕方がない。

 さて、今後の身の振り方をどうするか。生活のために仕事はやめられないので、オンボロながら会社にしがみつかなきゃならない。なんてダサい生き方になっちまったのか、と若い頃の自分に吐き捨てられそうだが、ま、えっちらおっちらやるしかない。働かずに家庭を維持できる財産はないし。加齢の影響が身体ではなく、こっちに来たか、というだけの話だと思い込もう。
 
 ともあれ、軽度なうちに気づいて、さっそく上司にも報告したので、前回よりは初動は早いはずだ。あとは通院だな。うん、大したことにはならないだろうが、一方で劇的によくなることもないだろう。一生の付き合いだ、これは。仕方あんめえ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?