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セレンディクスに協力をする理由はなんですか?

セレンディクスに協力をする理由はなんですか?
我々にとっては「競合」でしかない

セレンディクスは様々な大手住宅メーカーと協議をする。
オープンイノベーションで3Dプリンター住宅の開発スピード、そしてマーケットを構築する為の仲間を増やすためである。

ある時、大手住宅メーカーの本社の講演で呼ばれる。
講演後、誰一人と飯田に名刺交換にこない
そして飯田との話も避けている
「塩対応」である。
少しこころがきづつく

見るに見かねたのか?ベテランの社員の方が話しかけてくる
実は我々も創業時は多くの日本国民に住宅を普及させることが大きな目的だった。
セレンディクスの考えは理解できる
そして家の価格の買い求めやすさは大きな武器になる。
我々も「買い求めやすさ」で既存の業態を勝ち抜いてきた。

講演を終えて、その本社の1階にある創業者の銅像を見に行った。
その横には創業時のその企業が設立した目的が書いてあった。

その内容はセレンディクスが目指すものと同じであった。

またある時
セレンディクスにはない素晴らしい知見をもつ企業と協議をする。

協議をする前に少しセレンディクスの考えを説明して欲しいと依頼があった。
通常60分で講演する内容を15分でかなりカットして説明した。

説明後

質問が出る
セレンディクスに協力をする理由はなんですか?
我々にとっては「競合」でしかないのではないか

飯田は答える
確かに会社としては「競合」に見える。
しかしセレンディクスのコンソーシアムに参加企業150社にはセレンディクスと「競合」するのではないかと思われる多くの企業が参加している。

「企業」としては「競合」に見えるが、その「企業」を創り上げているひとり、ひとりの「社員」や「役員」はセレンディクスが目指すものとは「競合」には成りえない

先日、日経新聞の記事で日本は住宅ローンの残高が過去最高の220兆円を超えた
円安が急激に進んでいることもあり、その対策として貸出金利の上昇は避ける事が出来ないようになってきている、既に1部の住宅ローンでは金利が上がり始めている。

日本は過去50年間に住宅投資を850兆円行ってきた。
現在の日本の住宅資産価値は350兆円
過去50年間で70%、500兆円の住宅資産が消えている。

これは世界で日本だけが唯一起きている現象である。

40代、50代は住宅ローンの怖さを知っており、金利の上下を体験している
慎重に融資を計画している。
しかし20-30代は日経の記事によるとかなりのオーバーローンを起こしている
夫婦2人の収入を前提としている。
どちらかが病気をしたら、、、
もし離婚をしたら(1/3夫婦は離婚をする。)

限界が近づいてきている。

昔は家は村のみんなが力を合わせて家を創った
私の家も築150年だが村の人々総出で家を創ったらしい
30年の住宅ローンなんて存在しない。

終身雇用制のあった昔と違い
社会が恐ろしいスピードで変化する10年後あなたの会社が存在するか?
どうかも予測はできない。

本当に73歳まで30年の住宅ローンを払い続けますか?

会社としては「競合」とみることもあるかもしれない
しかし会社を創っているひとりひとりは、本当にまだ30年の長い住宅ローンを続けるつもりですか?

多様化している新しい時代が来ている
ぜひデジタルの技術で一緒に明るい「未来」を一緒に創り上げないか

「儲けたい」「儲けたい」「儲けたい」
お金好き好き企業に呼ばれることもある。

しかしセレンディクスははっきり言う
セレンディクスは車を買う値段で住宅を提供する。

高い値段で顧客に提供するならセレンディクスとは一緒に仕事はできない

セレンディクスは顧客を紹介するだけで利益配分をする代理店制度はない
今後も代理店制度はやらない

一緒に汗をかいて施工をするなら協力会社として一緒に仕事をしたい。
とはっきり説明をする。

自分たちの会社だけが儲けたいと考える企業とは次の協議にはセレンディクスは呼ばれない

今週、東京出張に行った。
多くの場所で電車の遅延が起きている

20年前よりその遅延も増えている

この異常な状態に慣れてはダメだ
少しづつ少しづつデジタルの力で明るい「未来」が近づいてきているというのを伝えないと行けない。

開発をもっと急ぐ必要がある。
それにはもっと協力会社が必要である。

もっと大局を見て欲しい

個人の感情は置いてて欲しい(セレンディクス好きとかセレンディクス嫌いとか)
日本国内にはセレンディクスと「競合」になる企業は存在しない

社会全体の「利」を考えて欲しい
自分だけの「利」を考える時代はもう終わった。
自分の属する企業だけの「利」を考える時代は終わった。

ぜひ、セレンディクスにもっと力を貸して欲しい
セレンディクスはマスコミには凄く感謝をしている。
彼らは社会全体の「利」
公共性を考えて報道してくれている。
有難いことだと感じている。
そのひとりひとりの力がセレンディクスの協力者を増やしている。

to be continud....

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