見出し画像

東照公御遺訓(とうしょうこうごいくん)

東照公御遺訓(とうしょうこうごいくん)
人の一生は重荷おもにを負をひて遠き道をゆくが如し いそぐべからず

セレンディクスは百年住宅に、いつも助けていただいている。
今年はセレンディクスには3Dプリンター住宅の「一般住宅」を完成させる大きな転換点となる年である。

名古屋の百年住宅小牧工場はよく訪問するが、百年住宅の本社がある静岡にはまだ訪問したことがなかった。

百年住宅の本社をセレンディクスの抱える課題・そして目指すべき3Dプリンター住宅の未来を伝える為、訪問した。

恥ずかしい話だが静岡市へ出張へ行くの初体験だった。
静岡に訪問して、九州とは異なる新しい体験があった。

静岡といえば「うなぎ」
福岡ではうなぎといえば「せいろむし」特に柳川はウナギ料理は名店が多い
静岡はうなぎパイに代表されるように「うなぎ料理」は有名
静岡のうなぎ料理をご馳走になってしまった
「石橋うなぎ」
メニューはない、入るとウナギが丸々一匹と白いご飯が出てくる。
このうなぎは美味しかった。
しかもメニューは潔く1品のみ

静岡といえば「ワサビ」
2件目に刺身の美味しいお店に案内して頂いた
飯田は実は全く「お酒」が飲めないので何を注文するか?と考えていたら
さすが静岡!!
メニューには「静岡のお茶」があった。
「静岡のお茶」は美味しかった。
さらに驚いたことに刺身が出てくる前に「ワサビ」が一本出てきた!!

天然ワサビって普通に一本買うと1,000円以上するが、さすが静岡
サービス(無料)だった。
全部天然ワサビを擦った。

天然ワサビだけを食べてみる「美味しい!!!」

食事が終わり
飯田君 明日の予定は?と聞かれ
「明日は大分に戻るだけです」と答えると
百年住宅の本社近くに「徳川家康公」のお墓があると教えて頂いた。

「久能山東照宮」と言う

えっ?徳川家康公は「日光東照宮」では?と思ったら
日光東照宮は「徳川家康公」を祭っているだけでお墓は「久能山東照宮」にある。

よし!戻る前に翌朝「久能山東照宮」にいく事にした。

百年住宅の本社から「久能山東照宮」に行くには
「いちご海岸ストリート」を通る
海岸沿いにイチゴ畑が連なる。

次は時間がある時にいちご狩りを楽しみたい

「久能山東照宮」の最初の鳥居に到着
本殿までは階段が1159段もある。
歩くと20分
次のスケジュールを考えると時間的に難しい
これも次回チャレンジ

鳥居から車で別の山頂へ移動5分
ロープウエイで移動できる
「夢テラス」
遠くには美しい富士山が見える。

ロープウェイだと「久能山東照宮」には簡単に行ける。

「久能山東照宮」には朝一なので飯田が1番乗りだった。
なぜか?心がドキドキした。

戦乱の世を「平和」を創ることを覚悟して一生を捧げた「徳川家康公」
私にもいろんな決意を迫られる気がした。

本殿を参拝し

「徳川家康公」のお墓に向かった。
美しい場所だった。

そして
「徳川家康公」の遺訓が書いてあった。

原文
人の一生は重荷おもにを負をひて遠き
道をゆくが如し いそぐべからず
不自由を常とおもへば不足なし
こころに望のぞみおこらば困こん窮きゅうしたる
時を思ひ出いだすべし 堪忍かんにんは無事ぶじ
長久ちょうきゅうの基もとい いかりは敵とおもへ
勝事かつことばかり知しりてまくる事をしら
ざれば害がい其その身みにいたる おのれ
を責せめて人をせむるな 及ばざる
は過すぎたるよりまされり

現代語訳
人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
がまんすることが無事に長く安らかでいられる基礎で、「怒り」は敵と思いなさい。
勝つことばかり知って、負けを知らないことは危険である。
自分の行動について反省し、人の責任を攻めてはいけない。
足りないほうが、やり過ぎてしまっているよりは優れている。

私は豊臣秀吉が大好きだ!

何もないところから様々なゼロ→イチをやり遂げ天下を取った。
しかし晩年はあまり評価が高くない。
多分「自分」が、、、、「わたくし」が強く出てしまった。
諫める側近がいなかったのだろう

この「徳川家康公」の遺訓を読むと
この心の完成が戦乱を終わらし「平和」を創り上げた。

「平和」を創り上げるのは1人の力では完成せず
様々な「協力者」があり、初めて成し遂げたのだろう

その為には「怒り」を抑え
時を待ち、「協力者」を大切にしたのだろう

私はよく怒られる

「言葉が足りない」

自分の中では全てが完結してゴールがイメージできている。
「なぜ?未来がそこまで来ている」のを理解しないのか?
頭に来ることがある。

しかし

「協力者」には、まだ全く伝わっていない事がたくさんある。

「徳川家康公」の遺訓の中に
「人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。」

「協力者」の力を得るには自分のイメージだけで急かしてはいけない。
「協力者」と少しづつコンセンサスをとりながら一歩づつ目的に近づいていく

んんん

毎日が反省しかない、、、

しかし仏教を開いた仏陀さえ「欲望」と戦ったらしい
いろんな「感情」がある事も「人間」である理由だと思う。

To Be continued....

明日は愛知県小牧の百年住宅小牧工場でコンソーシアム参加企業と施工協議だ!!
セレンディクスの足りない部分を全て見せオープンイノベーションで協力を募る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?