カバー曲について

久しぶりのnoteの更新ですので、改めて整理をしますと、現在、HANCEの創作活動の柱となっているのは
 
・セカンドアルバムの制作（楽曲＆映像。進捗状況は6〜7割ぐらい）
 
・配信ライブの準備（映像チームとのテスト、すり合わせ）
 
・生ライブの準備（サポートメンバーでのリハーサル）
 
そこに加えて、SNSの更新やファンの皆様とのコミュニケーションや、1stアルバムのCD制作、プロモーションの打ち合わせや企画など行っています。
 
みなさんもご存知の通り、HANCEはメジャーレーベル等に属しているわけではなく、完全にインディペンデントで活動していますので、数少ないメンバーで分業体制を作ってやっています。
 
その分、メジャーアーティストさんのようなダイナミックな展開はどうしても難しい部分がありますが、ファンの皆様と近い距離感で活動を行う事も出来ますので、こちらは自身の強みとして、今後も継続していきたいと思います。
 
 
そして、上記に加えて、少しずつ注力しているのが「カバー曲」です。
 
 
意外に思われるかもしれませんが、HANCEの活動を始めた時に、カバー曲を歌う事は一切考えていませんでした。
 
理由としては、自身で曲を作っていたため、その必要性を感じていなかったこと。
 
また、他のアーティストさんが作ったり、歌っている曲を、自分が歌う事でプラスの価値を作れるイメージが無かった事が挙げられます。（ストレートに言えば、皆様にわずかながらでも、価値提供出来る自信がありませんでした）
 
 
きっかけはちょうど一年ぐらい前でしょうか。
 
1stアルバムのリリース後、少し落ち着いたタイミングで、「カバー曲を歌ってみないか？」という話がHANCEチームの中であがりました。
 
ファンの皆様から「カバー曲を聴いてみたい」という言葉もちらほら届いていた事もあり、少しフットワーク軽くやってみるのも悪くないかも？と思い、２曲程、配信のみですがリリースさせていただきました。
 
そして、その後、HANCEのファンチャットを作った事で、更にご要望をいただく事が増え、少しずつ、歌うようになり、今に至ります。
 
 
ありがたい事にカバー曲のリクエスト、本当にたくさんいただいています。
 
僕の存在価値はファンの皆様あってこそだと思っていますので、一つずつお応えしていきたいのですが、残念ながら全てのリクエストにお応え出来ないのが現状です。
 
もしかすると、歯痒く思っていらっしゃる方のために、きちんとご説明させていただくと、僕の中で、カバー曲を歌う時の基準がある程度あります。
 
①歌ってみてHANCE自身が消化出来るもの
 
これまでファンチャット等でカバー曲をいくつか共有させていただいていますが、みなさんにお届けしてない曲で、実際に歌ってみた曲は実はたくさんあります。
 
HANCEはどんな曲でも歌いこなせるほど、器用な歌い手ではない為、歌ってみて合わない曲や歌いこなせない曲がたくさんあります。
 
カバーさせていただく上で、そのアーティストさんにリスペクトして取り組むのが最低限の礼儀だと思っていますので、そこも踏まえて、チョイスさせていただいています。
 
②ある程度どの方でも入りやすいもの
 
人によっては、シングル曲など、有名な曲ではなく、アルバムの隠れた名曲を歌って欲しいと思う方もいらっしゃると思います。
 
例外もありますが、僕もそういう曲で好きなものはたくさんありますが、なるべく、一人でも多くの方が知っている曲を選ぶようにしています。
 
③理想的には「意外性」を出せるもの
 
歌ってみて、自身の歌い方やスタイル、声質などストレートに「合わない」と感じる曲はチョイスしないのですが、極力「意外性」を出せるものを歌いたいと思っています。
 
カバーを歌う方の中には、なるべく癖を出さず、その曲の良さをマイルドに歌われる方もいらっしゃいます。
 
そのスタイルはそれはそれとして素晴らしいと思うのですが、僕はよくも悪くもそれが出来ない為、自身のスタイルに寄せる事が出来る歌い方やアレンジを軸にしています。
 
そうする事で、その楽曲が本来持っている可能性や、素晴らしさを再構築し、皆様にお届けできたらと思っています。（結果的にそれがそのアーティストさんや楽曲への敬意となると考えています）
 
④マストではないが、出来ればHANCE自身が知っている曲
 
色々平行して、進めているものもあり、効率よくやっていきたい部分が正直あります。
 
リクエストいただいた曲が、全く知らなかった場合、消化するまでにその分、労力と時間がかかりますので、現時点では、ある程度その曲を知っているものを優先させていただいています。（覚えやすい曲は知らなかった曲でも歌っています！）
 
ざっとお伝えしますと、このような基準でカバー曲をチョイスしているのですが、やり始めて、どんどん楽しくなってきていますので　笑
 
元々凝り性なので、こちらは、音源だけでなく、映像としてもしっかりしたものを作ろうと思っていますので、今後、期待していて下さい。
 
また、HANCEを応援して下さっている方は、同世代の方やそれよりも上の世代の方も多く、重ねてきた年齢と共に、体に染み込んだ思い入れのある曲があるという事も、自身の感覚としても非常によく理解出来る部分です。
 
HANCEの曲をお届けしつつ、皆様が思い入れのある曲も合わせて提供させていただく事で、バランス良く、楽しんでいただけるようにしていきます。
 
今後、ライブなどでも、カバー曲はHANCEの楽曲と合わせて歌っていきますので、こちらもご期待下さいね。HANCE