見出し画像

【レコードの素晴らしさを語ろう❷】1枚の作品として音楽を体感し、ストーリーを深く感じることが出来る。

前回よりnoteにてレコードの素晴らしさを語り始めた訳ですが、私自身CDど真ん中な世代でサブスクの恩恵を最大限に享受している身として今更なぜ?レコードで音楽を聴く事に魅せられているのか?それを紐解く2回目として記しておきたいレコードの魅力はスバリ!!

レコードで体感する事によって、「1つの作品として全体のストーリーをより深く感じる事ができる」

サブスクやCDの便利な点は一曲一曲への「アクセス」が簡単で同じ曲をリピートして聴き続ける等の編集も含めた便利さにあると思う。

しかし、裏を返せば一枚の作品としてのトータルコンセプトよりも耳障りの良い1曲へ注意力が集中してしまい一枚の作品への時間が削がれてしまう。

その一方、レコードはリピート再生も出来なければ通常の使い方をすれば曲を飛ばす事も難しい。だからこそ選曲の流れも含め1枚の作品への集中力が持続する。

サブスクで1曲に対する熱量が強い昨今よりもレコード全盛時代に作られた作品は選曲も含めてよく練られているように感じるのは気のせいでは無いと思う。

レコードではA面からB面へ変わる瞬間はどうしても盤面を裏返すために間ができてしまう。CDやサブスクには絶対に無い流れなんですが、その絶妙な間を「最高の余韻」として昇華させているのがLED ZEPPELINの「Ⅳ」収録の「天国への階段」STAIRWAY TO HEAVENだと思う。

CDで聴いていた頃には、なんで「天国への階段」が4曲目の中途半端な所にあるのだろう?と疑問に思っていた。

レコードで聴くとA面のラストが「天国への階段」美しくも儚い名曲をより噛みしめる為の余韻をレコードで聴くと感じることが出来る。

これには感動しました。(涙)

往年のレコード世代の方にとっては当たり前のことかも知れませんが、この「選曲の妙」
と作品として1枚を大切に噛みしめる事により理解が深まる嬉しさがレコードで音楽を体感する醍醐味だと思います。

次回は一枚の作品の収録曲数と長さに関して記してみたいと思います。

本日も最後までご覧頂きまして有難うございました。

「レコードには新しい発見が詰まっている」

YOUTUBEでレコードや好きな音楽の事をお届けするチャンネルを運営しております。そちらも併せてご覧頂き「チャンネル登録」頂けますと大変励みになります。

https://youtube.com/@hanbeeChannel?si=xMZQaVHHvPXQDY5
#レコード #vinyl #record






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?