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第95回選抜 決勝 展望

山梨学院-報徳学園

実力はもちろんだが、両校勢いで勝ち上がった印象がある。
山梨学院は開幕試合1回戦からの登場でこの試合が6試合目となる。林投手は今日も9回を142球で完投しているが、やはり決勝もいけるところまで林投手で行くのではなかろうか。非常に四死球が少なく、守備も安定しているので、チーム全体としていかに体力と気力が持つか、終盤まで競り合えるか。作新学院戦のように序盤で追いつけないほどの大差をつけるのも1つの勝ち筋だろう。

報徳学園は2試合連続の延長タイブレークサヨナラ勝利の後、今日の大阪桐蔭戦の逆転勝利。声出し応援が復活した今大会で、最も応援の後押しに勢いを貰っている学校と言えるだろう。投手は三枚。東邦、仙台育英、大阪桐蔭の強力打線を相手にしてきた影響もあるが、いずれの投手もやや四死球が多め。また走塁や守備のミスも時折見られる。ミスを帳消しにする堅守もあり、応援団の影響力も大きいが、ミスには気を付けていきたいところ。

山梨県勢の決勝進出は春夏通じて初めて。
兵庫県勢の決勝進出は春夏通算14回目で、02年春の報徳学園以来21年ぶり。21年前は優勝している。

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