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【警察エッセイ】涙味の雨

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の雨傘。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、雨はお好きですかい?

晴れ•曇り•雨•雪などなどの様々な天候が我が国ジパングには訪れるけど、皆さんはどれが一番お好きですかい?

花山は皆さんの想像通り曇りが好きで、晴々とし過ぎず、かつ雨でシトシトとしていない様な状態が好みの男。

農家の方とかだと雨が降ってくれないと困る事もあるだろうから嫌いでは無いと思うし、雨の日の雨音が嫌いじゃない方や基本在宅で仕事をしている方は、そんなに雨の日が嫌いじゃないって感じだと思う。

学生さんとかだと、明日の体育が嫌だから雨降ってくれないかなぁって思われる方や、逆に明日は遠足だから絶対晴れて欲しいって思う方がいたりして、時と場合で好きな天候が変わる方もいるはず。

花山は通年で曇りが好きで、ちょっと前まで警察官という仕事を生業にしていたんだけど、警察官は部署で天候の好き嫌いが結構パッキリと分かれてたりするんよね。

■天候で犯罪発生率も左右される

『そんな事あるの?』って思われる方もいるかもしれないけど、天候で犯罪や事故の発生率って思ったより変わってくるんよね。

例えば、晴れの日は犯罪、特に窃盗系の犯罪が増える。

正確に統計を取ったワケじゃないからソースはないけど、突発的な犯罪じゃなくて計画的にどこかの家に盗みに入ろうとなった時、皆さんは晴れの日にやる?雨の日にやる?

おそらく晴れの日を選ぶ方がほとんどだと思う。

雨の日を好んで選ぶ変態な窃盗犯もいるけど、多くの窃盗犯は晴れの日を選ぶんよね。

理由は単純明快で晴れの日がやりやすいから。

雨となれば雨具が必要となるし、雨具を使わずにいたら目撃者の印象に残ったり、逆に持っていったら持っていったで現場に忘れてしまうとそれが証拠になったりするから、要するに面倒くさくなるんよね。

だから、雨の日ってなると事件の発生が減ったりするから、捜査部門の人達はちょっとだけ安心したりする人もいるんよ。

反対に、雨の日を嫌う部署もあるんよ。

■降りしきる雨は交通課員の涙

交通課、特に事故処理係の人は雨の日を嫌うんよ。

これは皆さんもなんとなく理由はお分かりだと思うけど、雨の日の方が事故の発生率が上がるから。

晴れの日より雨の日の方が断然運転しにくいと思うけど、それにより事故が多発するんよね。だから、交通課の人達はことさら悪天候の日を嫌うんよ。

花山もそれまでは雨の日がめちゃくちゃ嫌いって事はなかったんだけど、交通課の事故処理班になってからはすこぶる嫌いになったんよね。

とはいっても、雨の日はまだ諦めがつくんよ。雨は年がら年中降るからしゃあないなって思えるんだけど、一番ヤバいのは雪の日。

雪の日はテロを疑うくらい事故が発生して、全国の交通課員が絶望を味わう事になるのね。

様々な職業で雨を嫌う職業の方がいるとは思うけど、警察の交通課ほど雨の日や雪の日を嫌う人達はいないんじゃないかと思う。

雨は全国の交通課員の涙なんよね。

■まとめ

今は警察官を退職したから、特に嫌いな天候はないけど、今でも悪天候の日に外で働いている警察官を見ると頑張ってるなぁって思うんよね。

そのおかげで様々な天候を楽しめる様にもなったんよ。

晴れの日はスカッとするし、雨の日は雨音で癒されるし、曇りの日は暑くもなく寒くもないから過ごしやすいなと思うし、雪が降ったら今だにテンションが上がる。

日本に住んでいたら様々な四季折々の天候を楽しめるから、それだけでも日本に生まれて良かったなって思うね。

今回は以上となります。
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