【警察エッセイ】道路標識を見逃すな

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の道路標識。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、道路標識はちゃんと見ていますかい？

『見てなきゃまともに運転出来ねぇだろ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、世の中には『え！？そんな標識もあるん？？？』って言いたくなるほど道路標識があるよね。

花山も警察官になるまでは対して道路標識について考えていなかったんだけども、取り締まる側の立場になった時にさすがに理解しとかなアカンと思って勉強したんよね。

分かりやすい一時停止や通行禁止標識だけだったらまだしも、補助標識とかいう補助のくせにクセの強い標識があったりと数多くのドライバーを惑わせているよね。

警察官時代の花山は多くの人間に嫌われるほど交通違反の取り締まりをやってたんよね。そんで、全ての交通違反が該当するワケじゃないけども、道路標識に基づく交通違反の方が取り締まる事が多かったのね。

で、コレが嘘かホントか警察官のくせに見抜けなかったんだけども、違反を犯した人達の多くがこう言ってきたのね。

『そんな標識なんかあったか？』

何を見落としてんねんねんと思うと同時に此奴が本気で標識に気付いてなかったと言っているとしたら、途轍もなく恐ろしいハナシだなと思ったのね。

だって、その人は確実に視界に入っているはずの道路標識に気付かず運転してんだから。

■道路標識を見逃すな

道路標識というのはそこにあればいいってワケじゃなくて、運転者に対して視認性も確保した状態じゃないとアカンのね。だから、極端なハナシ、折れ曲がったり木っ端微塵になってたりしていて、運転者から道路標識が見えない状態だと、警察官は交通違反として取り締まる事が出来ないんよね。

そんな感じだから、道路標識は計算されて設置されていて不具合が生じていない限りは、確実にドライバーの視界に収まる様になっているのね。だから、見えていなかったという言い訳は、それだけで免許返納を検討してもいいくらいの事象だと花山は思うのね。

厳しいようだけども、道路標識を認識出来ていないって事は交通違反を犯す可能性が極めて高くて、そんな車が自分の車に突っ込んで来ると思うと恐怖でしかないと思わない？

だから、取り締まった時に嘘でもそういった事を言ってきた違反者には、花山らしからぬ感じで、ちょっと厳しめに注意してたんよ。偶然、事故が発生しなかっただけで、アナタの本来見落としてはいけない道路標識を見落とすという不注意で大惨事になっていたかもしれないと警察官として、一人の人間として伝えなアカンと思ったのね。

道路標識を気にしてぎこちない運転になるのはアカンけども、道路標識がなぜそこにあるのかを考えると気を引き締めて運転をしないとアカンって思えるんじゃないかな。

■まとめ

警察官をやっていた性なのか、警察官を辞めたくせに道路を走っていると違反者を見つけてしまうんよね。警察官の時はラッキーと思って意気揚々と追いかけたりしてたんだけども、今となってはただのパンピーだから何しとんねんと思うしかないんよね。

道路標識や信号を見逃すドライバーはこの世界に大勢いると思うんだけども、結構マジで、人を轢く前に免許返納するか運転に対する頭を作り直した方がエエと思うんよ。

確かに、何も起きなければただの凡ミスで済んじゃうけども、凡ミスで済まなかった時に、後悔以外の何も思えない様な苦しみを味わう事になると思うんよね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。