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【警察エッセイ】ハハッ!ビッグマウスだよ!

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の大きな口。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、ビッグマウスになってはいないかい?

『てめぇに比べればだいぶスモールマウスだよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、日本という国では少しでも威勢のいい事を言うとビッグマウスと言われたりするよね。海外がどうなのか知らんけども。

国民性的に謙虚で慎ましい表現をする人の方が好まれる我らがジャパンだけども、花山は日本国民の国民性をブチ抜くビッグマウスな人が結構好きなんよね。謙虚でいるのは大切な事ではあるけども、あまりにも謙虚さが全面に押し出されていると、言葉を選ばずに言うと冷めるのよね。

強がりでも虚勢でもいいからビッグマウスを叩き込んでもがいている人を見ると、そういう人の方がグッとくるモノがあるんよね。ビッグマウスを発した以上は本人も何とかせなアカンと思うから、そういった人って日本人じゃ貴重だから、花山みたいなモヤシは魅力を感じたりするんよ。

まぁ、度を超えたビッグマウスはアカンけども、ほどほどなビッグマウスは自分を鼓舞する上でも良いとは思うから、上手く行かなくて落ち込んでいる時ほど空元気でビッグマウスを口ずさめる様な人になりたいもんよね。

警察官時代なんかはまさにそんな感じだったんよね。


■ビッグマウス上等

警察官というのは無理難題を押し付けられやすいというか、無理難題を押し付けられるのが仕事みたいなもんなんよね。

何一つ証拠が残っていないと思われるところから、花山の陰毛の如くか細い糸を何とか見つけて、放さない様に糸を手繰り寄せて事件解決を求められる事なんてザラで、それを当然の如くやらなかんのが警察なんよ。

警察官は何かとボロカスに言われてクソだゴミだチ○コだとか言われたりもする嫌われ者だけども、何かどうしようもない時に頼られのが警察なんよね。陰毛をも、、、もとい、藁をも掴む願いで警察官に救いを求めてきた人に『警察じゃどうしようも出来ない。』なんて言えないじゃない。

どんだけ無理難題と思っても、どんだけ解決に至るのが難儀だと思っても、どんだけ自分の非力さに打ちひしがれたとしても、救いを求める人が目の前にいたらビッグマウス上等で、出来ない事でもやれると言える警察官が花山の理想だったんよね。

嫌われ者な警察官だけども、相手に希望を抱かせて救うのが警察の仕事なんよ。

■まとめ

出来ない事は出来ないと言うのは凄く大切な事なんだけども、人間には出来なくても出来ますと言ってホントにやらなきゃアカン時が人生で1回くらいは来ると思うんよね。人間っていうのは不思議な生き物で、死に物狂いでやると素面では出来ない事でもやれちゃったりするもんなんよね。

昔からビッグマウスな人は叩かれる事が多くて、昨今のネット社会ではより叩かれやすくなって、ビッグマウスな発言がしにくいと思うけども、逆を言えば、叩いてくる人の数が増えているって事は跳ね返した時に、すんごいスカッとすると思うんよ。

花山は何かと『謙虚というのはどういう事だ?』と考える事があって、こと日本人に関しては謙虚と自信は相反するモノの様で実際は同じ事だと思うのね。出来るという自信はあるけども自信の有様を表現すると印象が良くないって事で謙虚さを出していると思うのね。

花山は逆でありたくて、内に謙虚を秘めつつも、外には自信溢れる発言をして周りを鼓舞出来る様な人になりたいんよね。

今回は以上となります。
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