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【警察エッセイ】その印影には重みがある

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の向きが分からない実印。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、印鑑は押してますかい?

デジタル文化の超新星爆発的な普及によって、印鑑を使用する事が減ったとは思うけども、それでもまだまだ我が国ジパングでは印鑑が必要な場面が多く存在するよね。

役所での手続きや各種契約とかで、何だかんだ持っていないと困る場面が多くて困っちゃうお年頃。そして、印鑑も種類が多くて、シャチハタ/認印/実印とか用途によって使えない印鑑もあったりするからまた困っちゃうお年頃。

海外では印鑑文化の方は超マイノリティで筆記のサインで事足りるという文化という事で、海外経験のない一人鎖国部隊の花山なんかは羨ましいなぁと思うんだけども、皆さんはどちらがお好み?

確かに、印鑑文化に慣れている日本だとサインじゃ不正が多発するんじゃないかという心配にはなると思うけど、今の時代の技術をもってすればその辺の懸念も解決してくれると思うんだけど、どうなんかね?

ちなみになんだけども、皆さんは仕事や日常で印鑑ってどれくらい使う?

事務方の仕事をしている方は使用頻度が多いと思うけども、外を走り回っている方とかだと、案外少なかったりするんじゃないかね?

花山は今となっては、そんなに印鑑を使う事もないんだけども、かつてはハンコマシーンかの如く印鑑を使っていた時期があったんよね。

それは遡る事、警察官時代。

■警察官は印鑑と共に生き共に生き絶える

皆さんは、警察官がどれくらい印鑑を使うかご存知かい?

そんなに使わない部署もあるにはあるんだけど、おそらく皆さんの想像の5倍くらい印鑑を使うのね。

『なんでそんなに使うん?』とお思いになるかもしれないけど、警察官が取り扱う書類には『司法書類』というモノがあるのね。

司法書類というのは簡単に説明すると、裁判や刑事捜査とかで使われる書類の事。

被害届、供述調書、捜査報告書、写真撮影報告書とかが該当するんよね。

何かしらの犯罪が発生した時にそのくだんについて作られるほとんどの書類が司法書類としてまとめられるんよ。司法書類を作成する際には、ほとんどの書類でその書類の作成者の署名と押印が必要となるのね。

署名だから、自筆で書かないとダメだし、押印についてもシャチハタとかのスタンプ印はNGで認印とかの朱肉にネチャって付けて押すタイプの印鑑じゃないとアカンのよ。

簡単な書類だと1箇所だけで済む場合もあるんだけど、これが何十枚にも渡る一式書類となると割印といってその一式書類は全て同一の書類ですよという事を証明する印鑑を全ての書類にぶちかまさないといかんのよね。

まだ、割印だけをポンポンスポポン押すだけならいいんだけど、これが写真撮影報告書といって写真付きの報告書にもなると写真本体にも2箇所ほど、貼り付けている書類と写真の股をかけるように割印を押さなければならんので、何十何百という印鑑をたった一つの一式書類に押さなければならない時もあるのね。

まだ警察官になる前のシャバ僧だった花山は学生時代にはほとんど印鑑を使う事がなかったから、こんなに警察官になって印鑑を使う事になるとは思いもよらなんだのよ。

刑事事件に絡んだ警察官のその姿はさながらハンコマシーンであり、印鑑会社の方々からは喜びの拍手を送られてもおかしくないほど印鑑を使用する職業の一つなのね。

■まとめ

まだまだ、日本で社会生活を送っていこうとなると印鑑は必要不可欠な物だよね。

なんかよく分からないけど、花山は成人した時に親が実印を買ってくれたりしたから車を買うってなった時には困らなかったけど、実印を持ってない人は車を買うってなったら、同時に実印も作らんといかんからめんどいよね。

それが、どれほど影響を与えるかは分かんないけど、日本もサインでなんとかなる様な時代が来ると花山的には嬉しいなぁって思う。

今回は以上となります。
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